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ラグビーW杯・プールD 1人退場で絶体絶命のイングランドがジョージ・フォードのドロップゴール3連発などでアルゼンチンを27-10で破る
世界ランク8位イングランドが同6位アルゼンチンを下した。FLトム・カリーの退場処分により、試合開始3分から14人での戦いを
強いられたが、地力を発揮。17日(同18日)の第2戦は日本と対戦する。
開始早々に大打撃を与えられた。前半3分にハイボールを捕ろうとジャンプした相手FBフアンクルス・マリアにカリーがチャージ。
着地後に頭部が相手の顔に入った。マリアは出血で一時退場となった一方、カリーもシンビン(10分間の一時的退場)に。
いきなり1人少ない14人になって迎えた前半5分、アルゼンチンWTBエミリアノ・ボフェリのドロップゴール(DG)で3点の先制を許した。
しかし、イングランドSOジョージ・フォードが前半10分のペナルティーゴール(PG)で同点。この後、今大会から導入された専任の
審判員による映像判定「バンカーシステム」によって、カリーがレッドカードと判断されたが、同28分にフォードのDGで勝ち越した。
同31分にもハーフラインから2本目のDGで9-3。同37分にも3本目で12-3と着実にリードを広げ、前半を折り返した。
後半6分、14分、19分、27分にもPGで24-3。途中交代でベンチに下がる選手たちへ、観客は称賛や労いの拍手を送った。
鮮やかなキック攻勢で貫禄を見せた。
2003年以来5大会ぶり2度目の優勝を目指す前回準優勝のイングランドは、主将のSOファレル、NO8ブニポラが大会前の
テストマッチで危険なタックル。レッドカードで日本戦は出場停止となった。FWの中軸だったカリーも出場停止が確実だが、
そうとなれば主力3人を欠くことになる。南米の雄アルゼンチンは07年の3位が最高成績。プールDは両国とともに日本、サモア、
チリで争われる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/49a6891170b87c8c27669f77c8b38a565fa909f9