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グラナダ戦は2ゴール+オウンゴールを誘う+アシストの1つ前のパスで4点に絡んだ。当然MVPに選ばれた。これで4試合で4回目のMVPだ。
何が変わったのか?
本人は「効率が上がった」と言っているが、では、なぜ効率が上がったのか?
わかるのは軽くプレーしているように見えること。キックも軽く蹴っているように見える。3分、軽く蹴ったボールがカーブしてトラオレの足下に収まり絶好機を演出。56分、軽く浮かしたボールがピッタリ、オヤルサバルの足下に落ちて1対1になりかけた。
実際は必死にやっているのだろうが、こちらが受ける印象的には“技術的にレベルが違い過ぎて、軽くやっても差が作り出せる”って感じ。「技術的に余裕がある」と言ってもいいかもしれない。
特に唸らされたのは1点目のシュートと、スビメンディのゴールに結び付くブライスへのパス(2点目のシュートはDFに当たってコースが変わったので外す)。
9分、ブライスのパスで裏へ抜け出すとゴール中央へ向かって対角ラン。スピードもあったし、相手DFの前に入って行くコース取りが良かった。このランは軽く走らず思い切り走っていた。で、シュートはスピードを緩めず間髪置かず放たれたしノールック(顔はファーポストに向いていたのにニアに蹴られた)だったので、GKは反応が遅れた。動作の素早い鋭いシュートだったが、こっちの方は軽く蹴っているように見えた。
多分、前だったらゴール前で一拍、間を置いて狙ってから蹴ったように思う。で、狙いを澄ましたシュートはポストに嫌われるとか……。
間を置いた方が余裕があるように見えるが、今の久保の「技術的な余裕」というのは「ゆったりしたプレー」とは違う。その真逆。技術的に上だから「精度を上げるためにスピードダウンする必要がない」という感じ。つまり、本能的にやって結果を出している。別の言葉で言えば「迷いがない」。
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https://news.jsports.co.jp/football/article/20190310225683/