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【香港メディア】 日本の高級すし店で一つひとつ放射線を測定する中国人男性に批判殺到、職人の態度には称賛
香港メディアの香港01は6日、中国人男性が日本の高級すし店で放射線を測定する様子が
ネット上で顰蹙(ひんしゅく)を買ったと伝えた。
東京電力福島第一原発の処理水海洋放出に中国で懸念や反発の声が広がる中、記事によると、
在日中国人でインフルエンサーの男性が東京・六本木の高級すし店を訪れ、出されるすしを一つひとつ放射線測定器を使って
放射線の値を計測していく動画を抖音(Douyin。中国版TikTok)と小紅書(RED)に投稿した。
男性は動画で席に着いた際の放射線の値が0.12マイクロシーベルトであることを示し、
「この値が上昇すれば(出された魚介類が)放射線を発していることになる」と説明。
ウニやマグロ、タコ、イカなどを測定していくと中には若干上昇するネタもあり、最高で0.15マイクロシーベルトを計測した。
男性は「これくらいの放射線は体に影響があるものではないが、若干緊張してきた」
「こんなに小さい切り身でも放射線があるのであれば、1匹だとその量はもっと多いはず」
「上昇した数値はわずか0.03だが私の血圧は3倍になった気がした」などとナレーションを付けている。
しかし、動画が投稿されるとネットユーザーからは
「失礼だ」
「本当にお店の人を尊重していない」
「いい大人が礼儀も知らないのか」
といった批判のほか、
「怖いなら食うなよ」
「放射線があると驚きながらも食べるんだな」
と揶揄(やゆ)する声が上がった。
また、カウンター席だったため男性の行為が確認できていたと思われる職人が嫌な顔一つ見せなかったことに、
「日本人のEQは高い」「職人さんの態度は素晴らしい。プロだ」と称賛する声も寄せられたという。
なお、男性は批判を受けてか、自身のアカウントでは動画を削除したようだが、ネット上では別のアカウントが転載している。
(翻訳・編集/北田)
Record China
https://www.recordchina.co.jp/b920120-s25-c30-d0052.html