【疑問】国連が認めた品質と歴史‼ つや姫が高級米のトップブランドになったワケとは?

【疑問】国連が認めた品質と歴史‼ つや姫が高級米のトップブランドになったワケとは?

つや姫つやひめ)は、イネ(米)の栽培品種の1つである。日本の山形県で誕生した。山形県では「雪若丸」とともに、「はえぬき」「どまんなか」に代わる新ブランド米として、県を上げて全国にアピールしている。2009年(平成21年)に公募と県民投票により「つや姫」と命名され、2019年(令和元年)にはデビュー10周年記念イベントが開催された。…
18キロバイト (2,229 語) – 2023年7月1日 (土) 01:02

(出典 store.ogatabeikoku.com)
国連のブランド戦略報告では、つや姫の高級化において、販売戦略やマーケティングの重要性が強調されています。特に、つや姫の価値を伝えるストーリーテリングや付加価値の提供が重要であり、消費者の心をつかむことが成功のポイントとされています。

1 はな ★ :2023/09/04(月) 11:40:59.87 ID:3ZrnVKgf9

つや姫はなぜ高級米になったか 山形県、国連でブランド戦略報告
2023/9/4 10:00 産経新聞
https://www.sankei.com/article/20230904-JCOTOEOAGNNVDLR6ML7PQWX42U/

山形県産のブランド米「つや姫」が、今年4月にスイスで開かれた国連の知的財産に関わる専門機関の国際会議で、ブランド戦略の優良事例としてわが国から唯一報告された。平成22年発売のつや姫は、近年のブランド米ブームの中核的存在に成長。その道のりには、全国に名の知られた高級米を生み出そうとの研究者や農家の営みがあった。

「Tsuyahime」

「つや姫は、山形県が開発した米の品種です。農薬や化学肥料を半分以下にして育てた米です」

4月24日、スイス・ジュネーブのレマン湖に近い世界知的所有権機関(WIPO)の本部。県農政企画課の鈴木陽(あさひ)課長(36)は「Tsuyahime」と大書された巨大スクリーンを背に、各国から参加した約100人の農業関係者へ語り始めた。

会議のテーマは「持続可能な農業のための知的財産とイノベーション」。鈴木さんはパネリストの一人として、つや姫の開発経緯をはじめ、品種登録や商標登録することによりブランドを守る重要性を説明。有機栽培など環境負荷の低い農業に取り組む動きが広がっていることも強調した。

質疑では参加者から「ブランド化による農家のメリットは」といった質問が出た。鈴木さんは「ブランド化により米の価格を高く安定させることでき、農家の収入が増えた」と答えた。

つや姫は粒が大きく、つやがあり、白さが特徴的な米。粘り、甘み、うまみに優れ、日本穀物検定協会による昨年産の米の食味ランキングでは、デビュー以来13年連続で最高ランクの「特A」を維持している。

「次」のエースを

後につや姫と呼ばれるようになる品種「山形97号」の開発は、デビュー12年前の10年、鶴岡市にある県農業総合研究センター水田農業研究所で始まった。

当時、山形を代表する米は「はえぬき」だった。6年の発売以降、食味ランキングで22年連続、特Aを獲得。食味と品質に安定性のある優秀な品種だ。

だが、県内では作付面積トップを誇ったものの、県外への広がりを欠いた。当時の三大銘柄であるコシヒカリ、あきたこまち、ひとめぼれは、全国へ種苗を供給し、生産量を増やしてブランド米としての認知度を上げた。他県へ供給しなかったはえぬきは、全国的な認知度を得られなかった。

知名度、ブランド力不足から、JAなど生産者団体からは「はえぬき限界説」もささやかれた。加えて、日本人の食生活は年々変化し、年間1人当たりの米消費量は昭和37年の118キロをピークに漸減。平成10年には約半分の65キロまで落ち込んでいた。

「はえぬきに代わる次世代のエースを求めて、新たな品種が嘱望されていた」

つや姫の生みの親で同研究所の元水稲研究科長、結城和博さん(64)はこう振り返る。

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