あわせて読みたい
ラツィオで苦戦の鎌田大地、伊メディアが「2節のワースト11」に選出。一方で「真のカマダを待つ」「落第ではない」との声も
ラツィオは8月27日のセリエA第2節でジェノアに0-1で敗れ、レッチェに1-2と逆転負けした開幕戦に続き、2試合連続で黒星を喫した。鎌田は2戦連続で先発出場したが、インパクトを残せず。失点の起点となるボールロストもあり、一部メディアから厳しい評価を受けている。
連敗発進のラツィオが指摘されているのは、セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの退団による影響だ。当然、その後釜として獲得されたと言われる鎌田の評価にも響いているだろう。
イタリアのウェブサイト『TUTTOmercatoWEB』では、各選手の採点を基にした第2節の「ワーストイレブン」に含まれた。同メディアの鎌田のジェノア戦採点は5点。2試合平均では5.25点となり、これは同メディアにおけるリーグワースト7位タイの数字だ。
ラツィオ専門サイト『Lalaziosiamonoi』も、「開幕戦と比べてカマダのパフォーマンスに進化はまったくなかった。言えるとしたら後退だろう」と報じている。
「『Corriere dello Sport』紙が報じたように、ジェノア戦で日本人はしばしば苦しみ、決勝点につながったボールロストなど、かなり苦戦した」
そのうえで、同サイトは「新戦力をかばったマウリツィオ・サッリ監督の言葉を聞く限り、落第のパフォーマンスではない」とも続けた。
「真のカマダを見られるのを待ち、何よりもミリンコビッチ=サビッチとの無駄な比較を避ける必要があるだろう。ナポリ戦でまたスタメンのチャンスがあるかはこれからだ」
加入の遅れやサッリシステムへの適応の難度など、序盤戦が厳しくなるのは予想されたことだ。だが、あまりに結果が出なければ、サポーターやメディアからのプレッシャーは大きくなる。王者との次節で鎌田は再びスタメン入りし、そして不穏な空気を払しょくできるだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f8e19d9470b22b30955334e2e9fc81b7e60642b