【野球】選手悩ませる心ない書き込みとヤジ 鉄腕・稲尾和久「昔は味があった」

【野球】選手悩ませる心ない書き込みとヤジ 鉄腕・稲尾和久「昔は味があった」

【野球】選手悩ませる心ない書き込みとヤジ 鉄腕・稲尾和久「昔は味があった」

下半身タイガース

1: 風吹けば名無し 2023/08/30(水) 02:33:52.28 ID:damQSa109

 近年、SNSの心ない書き込みに悩まされる選手は少なくありません。開幕前、NPB(日本野球機構)と日本プロ野球選手会は連盟で投稿にあたっての注意を促しましたが、今のところ効果は限定的のようです。

 開幕直後に被害を訴えたのは、横浜DeNAベイスターズのエドウィン・エスコバー投手です。2019年には74試合、昨シーズンにも70試合に登板したタフなセットアッパーです。

「オマエの家族は皆、自動車事故で死ぬだろう」

「地獄に落ちろ、黒い動物」

 これを読んで、平常心でいられる者は、まずいないでしょう。人種差別に加え、家族への脅迫を匂わせる文面です。

 これを受け、エスコバー投手は、「このようなメッセージは、私を大いに悩ませ、家族のことになるととても怒りを感じる」とTwitter(当時)につづりました。

 悪質な書き込みに悩まされているのは、ひとりエスコバー投手だけではありません。阪神タイガースの青柳晃洋投手も「ゴミ戦犯」「病院でずっと過ごせ」などと誹謗中傷を受けたことを明らかにし、自身のインスタグラムで「ファンだからといって何でも選手に言っていいわけではないです」と警告を発しました。

 もっとも、NPBや選手会も、ただ手をこまねいているわけではありません。

<もちろん誹謗中傷等に対しては、発信者情報開示請求等の法的措置を講じ、専門家や警察などの関係機関と連携するなどして、これまで以上に断固とした対応をとってまいります>(NPB公式HP)

 この件について問うと、あるNPB関係者は、こう語りました。

「これまでは“有名税”として見逃してきた面もありました。しかし、今は選手のみならず家族にも被害が及んでいる。選手の中には“僕個人の問題ならともかく、家族が誹謗中傷にさらされることは耐えられません”と言う者もいます。また悪質な投稿は監督、コーチ、そして審判に対しても見られます。法律家に相談すると、そのうちのいくつかは侮辱罪に相当すると。ファンの皆様には、“ファンだから何を書いても許される”という甘い考えは捨ててもらいたい。それはヤジについても同様です」

 選手が心を痛めているのはSNSへの悪質な投稿だけではありません。球場でのヤジも度を過ぎると、試合観戦契約約款の禁止行為に指定されている<他の観客及び監督、コーチ、選手、主催者及びその職員等、販売店その他の球場関係者への威嚇、作為又は不作為の強要、暴力、誹謗中傷その他の迷惑を及ぼす行為>という項目に抵触する恐れがあります。

 これに違反したと主催者側が判断した場合、退場措置をとる権限が明記されています。

 とはいえ、どのヤジがセーフでどのヤジがアウトかは判定が難しいところです。暴言や罵詈雑言の類はもってのほかですが、中には、思わず吹き出しそうになるものもあります。

 先頃、“鉄腕”稲尾和久さんの『神様、仏様、稲尾様』(日本経済新聞社)という著作を読んでいて、ニヤッとする場面がありました。最後に紹介しておきましょう。

<応援や野次にしても、昔は味があった。大阪球場で南海と対戦して、五番か、六番の長谷川繁雄という打者が出てくると「長谷川とかけて、湊町の交差点と解く。その心は」とくる。球場の近くに湊町という駅があった。そこで市電が急カーブしていて、車輪をキーキー鳴らしていた。

「その心は、カーブに弱い」>

 これなら「座布団1枚!」です。

二宮清純コラム プロ野球ガゼット
https://www2.myjcom.jp/npb/column/20230829.shtml

6: 風吹けば名無し 2023/08/30(水) 03:02:27.14 ID:Yt+RZ4eU0

新井が悪いよ新井が!
7: 風吹けば名無し 2023/08/30(水) 03:03:38.08 ID:KRJIFWSK0

野村克也が南海で監督兼任選手の時、大阪球場でマスクをかぶるノムさんに
「野村ーっ、キャッチャー交代させろー!」
って阪急ファンのヤジは傑作だったw


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