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J1神戸・斉藤への〝危険タックル問題〟で重傷を負ったにもかかわらずノーファウル判定の主審には研修課す方針
斉藤は柏のDFジエゴとMF戸嶋祥郎の猛烈なタックルに左足が挟まれる形で重傷を負ったが、今村義朗主審はノーファウル判定。
斉藤はその後、左膝関節脱臼、左膝複合靱帯損傷(前十字靭帯断裂、外側側副靭帯断裂、大腿二頭筋腱付着部断裂、膝窩筋腱損傷、内側側副靭帯損傷、後十字靭帯損傷)、内外側半月板損傷のため、全治は「現時点で約1年の見込み」と診断された。
協会の扇谷健司審判委員会委員長は「ピッチ上で斉藤選手の足の状態が曲がっている。そういう大きな外的な根拠がある。神戸のゴール裏の映像を見るかぎり、柏の選手の足が上がっている。接触がある。複合的なもので判断しなければいけない時があると判断した。我々として、もっとやれることがあった」と説明。
続けて「たとえば出血がひどい、骨が出ている、それはサッカーにおいて大きな場面。今回は、そういったものが見えた時に、主審としてそれを伝えることは必要だと思う」と今回のケースではノーファウル判定は妥当ではなく、審判側が違った判断を行うべきだったとの見解を示した。
そして、今村主審への処分については「割り当て停止というか、少し研修の期間は設ける必要がある」と説明。一定期間はJリーグの試合を担当させず、研修にあてる方針を示した。
ただ、その期間については「こちらで判断する。そこは選手と違って、何試合出場停止とかいうものではない。(期間についてのコメントは)できません」と明言を避けた。
Jリーグの危険タックル問題はまだまだ波紋が広がりそうだ。
8/28(月) 18:26配信 東スポWEB
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