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ラグビー日本代表、W杯前最後のテストマッチでイタリアに21-42で敗れる 今季1勝4敗で本大会へ
世界ランク14位の日本代表は、同13位のイタリア代表と敵地でW杯フランス大会(9月8日開幕)前最後のテストマッチに臨み、21―42で黒星。
7月からの国内5連戦を含めた通算1勝5敗で、W杯本大会を迎える。
日本は前半6分、敵陣でのラインアウトミスから相手SOのガルビシに突破を許し、SHバーニーにつながれ先制トライを献上。だが16分には、
敵陣左サイド22メートル内のラインアウトからフッカー堀江翔太(埼玉)―WTBジョネ・ナイカブラ(BL東京)と華麗なサインプレーでつなぎ、
トライを返した。21分にイタリアに追加点を許し、5―14。37分に相手のFBアランにPGを許し8―17とされたが、前半ラストプレーでSO李承信(神戸)が
中央約50メートルのPGを決め、日本が11―17で折り返した。
後半は11―20の7分、敵陣でのジャッカルでボールを奪ったが、その後右サイドからのラインアウトはボールを奪われるミス。9分にはナイカブラが右サイドを
突破し、相手インゴールまであと1メートルと迫ったが得点には繫がらなかった。それでも12分、敵陣で17次攻撃をしかけ、SO松田力也(埼玉)からパスを
受けたFB松島幸太朗(東京SG)が右中間にトライ。16―20としたが、16分にイオネアのトライで再び離された。
後半25分に相手PGが決まって16―28。27分には敵陣で連続攻撃を仕掛けたが、イタリアの堅守に阻まれターンオーバーを許した。反撃は31分、敵陣で
10次攻撃からCTBのD・ライリー(埼玉)が左中間にトライ。ただこの日はキックの精度に欠き、トライ後のキックは3本中成功がゼロだった。38分には、イタリアの
WTBイオアネに約40メートルを走るダメ押しトライを奪われ、40分にも追加点を許し21―42のダブルスコアで敗れた。
日本代表は、7月からの国内5連戦で1勝4敗。W杯前最終戦で白星を目指したが、敵地ではね返された。W杯初戦は9月10日のチリ戦。残る2週間で、
最後の準備に取りかかる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d36b80cd6a1699ce8bb9c22e31182e27dc735749