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【韓国京畿道知事】日本の汚染水放出「怒りがこみ上げる…他国のことになぜ我々の税金を使うのか」
金知事はこの日、立場を表明し、「道民の生命と安全を守るべき道知事として日本政府の無責任な決定を強く糾弾する」と述べた。
続いて「すでに気候変動で疲弊している人類の暮らしの場で(汚染水が)特に海洋生態系に(今後)30-40年間、どんな悪影響を及ぼすかは把握しがたい」とし「水産物の消費萎縮は韓国の漁民、零細業者の生計を深刻に脅かすのは明らかだ」と話した。
特に「他国のことになぜ我々の税金で対策を立てなければいけないのか」とし「汚染水の放出が始まれば京畿道は補正予算を通じて対策を立てる必要がある。中央政府や他の地方自治体も同じ」と主張した。
そして「日本の予算を惜しむための汚染水放出になぜ我々の国民の税金を使わなければいけないのか理解できない」と指摘した。
このほか▼科学的検証をめぐる論争▼未来の不確実性▼水産業界の売上急減など追加で発生する社会的費用などを汚染水放出反対の根拠として提示した。
また「福島汚染水放出発表は日本政府の無責任と韓国政府のほう助が生んだ合作だ」という国際環境団体「グリーンピース」の声明のタイトルを引用し、「まだ一日残っている。大韓民国政府は日本政府に直ちに撤回を要求すべきだ」と促した。
日本政府を対しても「良心と道義に背く放射能汚染水放出計画を直ちに撤回することを望む」と訴えた。
京畿道は日本が福島汚染水放出を強行すれば直ちに日本産水産物に対する放射能検査の強化など独自の対策を進める方針という。
中央日報日本語版 2023.08.23 15:50
https://japanese.joins.com/JArticle/308165