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久保建英が圧巻のドリブル突破&ピンポイントクロスで先制点を導くも…レアル・ソシエダ、開幕節に続いて追いつかれてドロー
開幕節ジローナ戦では、久保が先制点を決めながらも追いつかれて、1-1で勝ち点1を分け合ったソシエダ。ラファ・ベニテス監督率いるセルタを迎えた第2節も、チームを引っ張ったのは日本代表MFだった。
4-3-3の右ウィングで出場した久保は、言葉通り別格の存在感を披露。焦りなども微塵も感じさせず、落ち着き払った様子から披露していくドリブル突破、ボールキープ、スルーパス……相対するセルタDFマヌ・サンチェスは、どれだけ警戒してもこのソシエダの14番を抑えることができなかった。
そうして22分、やはり久保をきっかけとして、ソシエダがスコアを動かした。右サイド深くで、サイドチェンジのボールを受けた巧みにトラップした日本人選手は、凄まじくキレのある縦へのドリブルでマヌ・サンチェスを抜き去ると、ゴールライン手前から右足でクロス。ファーに向かったこのボールを、バレネチェアが頭で枠内に押し込んでいる。
久保は今季公式戦2試合で1得点1アシストを記録。昨季の9ゴール5アシストを上回ることに期待が持てそうだ。
1-0のまま迎えた後半は打って変わって、セルタが優勢に試合を進める。久保にはボールがなかなか届かず、届いたとしてもチーム全体の重心が後方にあるため、サイドで深みを取ることはかなわなかった。セルタは70分、直接フリーキックからエースのイアゴ・アスパスがゴールを狙ったものの、これはGKレミーロがセーブしている。
78分、イマノル監督は交代カードを3枚切り、久保、トラオレ、トゥリエンテスを下げてパチェコ、チョー、ソラを投入する。その後、ある程度の攻撃の勢いを取り戻したソシエダだったが追加点を奪うことはできず、セルタの攻勢も抑えることができない。
レミーロがファインセーブを連発してなんとか失点を防いでいたソシエダだったものの、後半ATについに守護神の牙城を崩され、ミンゲサの同点のゴールを許した。結局イマノル監督率いるチームは、久保&バレネチェアがもぎ取った1点リード維持できず、2試合連続で追いつかれる形のドローゲームを演じている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d71bf0850199db3ca9a4df0a50679160713c29ca