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夏の甲子園、チアリーダーの衣装がスカートから「野球ユニホーム風ハーフパンツ」に…
八戸学院光星(青森)は従来のスカートタイプから、野球帽に紺の半袖シャツのハーフパンツ姿に変更した。胸元には「KOSEI」とプリントされており、シャツの下には長袖のアンダーシャツを着用するなど野球のユニホームそっくりだ。衣装は大会直前に完成し、12日の初戦で初披露された。
チアリーダーなどの盗撮被害が全国的に問題となっていることを受け、生徒の安全を守るために考案。スカートでは座っている間も視線が気になり、膝元にタオルをかけるため、より暑さを感じていたという。チアリーディング部部長の津島陽奈乃さん(3年)は「これで盗撮を心配しなくてよくなり、長袖が日焼け対策にもなっている」と話す。
広陵(広島)や専大松戸(千葉)は今春の選抜大会でも着用した。広陵は昨秋に変更。ダンス部部長の冨田花菜さん(3年)は「風が吹いてもスカートでないので安心感がある。野球部との一体感もあって気に入っている」と話した。専大松戸は古くなったコスチュームを作り直す際、野球部との統一感を出すためにこのデザインに。盗撮対策も意識したという。富山商(富山)も同様の衣装を着た。
ほかにも、複数の学校が「撮影をご遠慮下さい」と記したカードを内野席に向かって掲示するなどした。大会本部によると、今大会でチアリーダーなどへの盗撮被害は報告されていないが、「不審な人物を見かけた場合は係員や警備員に連絡を」と呼びかけている。
8/22(火) 14:54配信 読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/afae9255fb89101950d657cba1bfb41462f1b7e9
画像 ユニホーム風の衣装で踊る広陵のダンス部員ら
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