大学入試の英語、30年で激変 止まらぬ難問化…東大試験は「これが限界では?と思うくらい」

大学入試の英語、30年で激変 止まらぬ難問化…東大試験は「これが限界では?と思うくらい」

大学入試の英語、30年で激変 止まらぬ難問化…東大試験は「これが限界では?と思うくらい」

1 ばーど ★ :2023/08/21(月) 09:13:57.23

【写真】東大と京大 1989年と2022年の英語問題を比べると…

(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)

英語は大学受験のカギを握るともいわれる重要科目ですが、最近の大学入試の英語は、親世代の常識が通用しないほど難化しているといいます。過去30年にわたる英語の入試問題を分析している元イエール大学助教授で英語塾J PREP代表の斉藤淳さんに、英語の難易度の変化や、今の受験生に求められる英語力、どんな準備が必要かについて聞きました。

「近年の大学入試英語は難化し、問題のクオリティーも変容している」と、斉藤さんは指摘します。まず注目したいのは、リーディング問題の長文化です。

「最近の入試英語に共通して当てはまる変化は、一定時間内に処理しなければならない英単語数が飛躍的に増加したことです」

例えば、1989年の共通1次試験(当時)では、100分の筆記試験で総単語数は2728語、1分あたり27.3語を読んで解答すればよかったのに対し、2023年の大学入学共通テストでは、80分のリーディングで総単語数は6014語、1分あたり75.2語の処理スピードが求められています。

リスニング問題の難化も顕著で、よりナチュラルスピードに近い英語を聞き取る能力が問われるようになっています。問題の分量も増加傾向にあり、リスニングの出題文に含まれる単語の難度も上がっています。その最たる例は東京大学の2次試験で、「大学入試のリスニングの形式としてはこれが限界ではないか、と思うくらいに難しくなっています」と斉藤さんは言います。

東京大学では、1988年に文系の入試に初めてリスニングが導入され、89年以降は理系でも実施しています。当初は新幹線の時刻表を使った問題など、分量が少なく語彙も易しい出題でしたが、最近の出題ではアメリカの公共ラジオであるNPR (National Public Radio)のトークショーが音源に使われるなど、知的な会話を聞いて理解する力が求められています。

■高度な英作文が出題

難関大学の入試では、英作文問題も難化しています。以前は、日本語の文を英語に訳す「和文英訳」が多く見られましたが、最近では、与えられたテーマについて自分の意見を論理的に書く自由英作文が出題されています。

例えば、慶應義塾大学経済学部の入試では、「漁業産業への助成金」「芸術への資金助成の是非」など、経済学部で学ぶ科目に関連する読解問題を解いた後、その内容を引用しつつ自分の意見を論述するという高度な英作文が出題されています。つまり、学術論文の書き方の基礎を押さえておく必要があるといえます。

また、近年の大学入試英語は、大学進学後の専門的な学びにつながる内容へと変化している、と斉藤さんは指摘します。

以下全文はソース先で

8/20(日) 15:14 朝日新聞デジタル
https://news.yahoo.co.jp/articles/65e73fed42a466313c9a8e95ce4c05c89f2d5035?page=1

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