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巨人ナイン、試合前に一時大騒ぎ〝UFO騒動〟
【巨人】Gナイン試合前に一時大騒ぎ 鬼門マツダで巻き起こっていた〝UFO騒動〟
どうにも勝ち越せない同球場。負の歴史に終止符を打てるのは来季に持ち越しとなったが、今季はまさかの騒動も発生していた。
「UFO! UFO!!」
そんな言葉がナインの間から飛び出したのは、今カード2戦目となった19日の試合前だった。グラウンドでウオーミングアップを始めると、上空に浮遊するナゾの物体が出現。当時、上空には青空が広がり、本塁から左翼方向へひと筋の飛行機雲が伸びていた。その周辺で丸みを帯びた物体が不可解な動きを見せていたというのだ。
まだ球場は開場前で、スタンドの客席にファンの姿がなかった中で現れた思わぬ〝珍客〟に、選手たちは次々と空を見上げ「アレはそう(UFO)っぽいね」などと未確認飛行物体の存在を確信した様子だった。
ただ、長々と空中を漂っていたわけではない。数分後にグラウンドに出てきた阿部ヘッド兼バッテリーコーチが「えっ、どこどこ?」とサングラス越しに探してみたものの、すでに姿をくらました後。とんだニアミスに「いないじゃん、もう…」と残念そうに肩を落としていた。ちなみに、これまでの44年の人生の中でUFOを目撃した経験はないそうだが「いるのかなあ、本当に。でも、地球もそうだし、宇宙もナゾが多いからね」と未知との遭遇をちょっぴり心待ちにしていた。
何はともあれ、今季中に同球場を訪れる可能性があるとすれば、クライマックスシリーズでの対戦。UFO騒動から2連敗でのフィニッシュとなってしまったが、マツダのジンクスはいつ破れるのか――。