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広陵 延長10回の激闘で悔し涙、6年ぶり8強ならず 甲子園の土持ち帰らず「戻ってくるぞと」
<広陵・慶応> 試合に敗れた真鍋(中央)ら広陵ナイン (撮影・後藤 大輝)
◇第105回全国高校野球選手権記念大会第10日・3回戦 広陵3―6慶応(2023年8月16日 甲子園)
【写真】勝利した慶応ナインに拍手を送る清原和博氏
大会第10日の第2試合では、今春のセンバツ4強で、夏は5年ぶり24回目出場の広陵(広島)が延長10回の激闘の末、3―6で5年ぶり19回目出場の慶応(神奈川)に敗戦。準優勝した17年以来6年ぶりの8強入りはならなかった。ナインは甲子園の土を持ち帰らなかった。
3点を追う3回2死二塁から4番・小林隼翔(3年)の左前適時打で1点を返し、6回2死三塁からは松下水音(3年)の右前適時打で1点差。7回1死二、三塁から只石貫太(2年)の遊ゴロの間に3走・真鍋慧(3年)が生還し同点に追いついたものの、延長10回に勝ち越し点を奪われて敗れた。
投げては、2年生エースの右腕・高尾響は立ち上がりの初回に2失点、3回にも1失点したが、中盤以降は140キロ中盤の直球にスライダー、スプリットなどの変化球を織り交ぜ、粘りの投球。尻上がりに調子を上げたが、延長10回に力尽きた。
主将の小林は試合後、「甲子園の土を持ち帰らないのは伝統。甲子園に戻ってくるぞと。学校のグラウンドを甲子園だと思って練習しています」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c160c1aed8d72d862d86f7b546fd2dc3ad9def1d
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