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女子W杯・準決勝 スペインが女子W杯決勝に初進出! 89分の決勝弾でスウェーデンを撃破、GSで日本に敗戦から躍進
女子W杯2023 日程・結果・決勝トーナメント組み合わせ
グループステージでなでしこジャパンに敗戦しながらも、ラウンド16以降にスイス、オランダを下してベスト4入りを果たしたスペインと、決勝トーナメントで優勝候補アメリカと日本を破って4強入りしたスウェーデンがファイナル進出をかけて対戦した。
試合序盤はスペインがバルセロナの中心選手であるボンマティを軸に攻勢に出る。ポゼッション率を高めて、より多くのパスをつないだスペインは、カルモナが際どいミドルシュートを放つなどゴールに迫る。
それでも、これに耐えたスウェーデンは前半終盤にかけて反撃。ロルフォがGKのファインセーブを強いる枠内シュートを放つなど応戦した中、前半は0-0のまま終了する。
そんな中、81分にはスペインがついに均衡を崩す。左サイドからエルモソが入れたクロスをスウェーデン守備陣がクリアしきれず、正面の19歳のパラジュエロがハーフボレーのシュートを突き刺した。パラジュエロは準々決勝のオランダ戦での延長後半の決勝弾に続く2試合連続弾となった。
それでも、スウェーデンは88分に意地を見せる。左サイドからハイボールのクロスをフルティグが落とすと、これを正面のブロンクビストが丁寧なボレー。ゴール左にシュートを流し込み、追いつく。
だが、試合はこれでは終わらない。89分、ショートコーナーからボールを受けたカルモナがボックス左手前からコントロールシュートを決めきり、スペインが再び前に出る。
結局、これを決勝弾としたスペインが初の決勝に進出。20日に行われる決勝でスペインは、16日に開催されるオーストラリア対イングランドの勝者と初優勝をかけて対戦する。
スペイン 2-1 スウェーデン
[得点者]
81’サルマ・パラジュエロ (スペイン)
88’レベチャ・ブロンクビスト(スウェーデン)
89’オルガ・カルモナ (スペイン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/558a39ed97e615d60d2cccadf35d133cf306d45e