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久保建英が2年連続の開幕戦ゴール!! 追いつかれたソシエダはドロー発進
ラ・リーガは12日、開幕節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダがジローナと1-1で引き分けた。久保は前半5分、先制点となる今季初ゴールを決め、昨季に続いて2年連続での開幕戦ゴールを記録したが、後半27分に追いつかれ、久保も同29分に途中交代となった。
昨季のソシエダで自身キャリアハイとなる9ゴール7アシストを記録した久保は今季も堂々の主力。昨季の得点源を担ったFWアレクサンドル・セルロートがビジャレアルに返却されたほか、大怪我を負った司令塔のMFダビド・シルバが引退を決断し、攻撃の核を次々と失っていた中、4-3-3の右ウイングで開幕戦のピッチに立った。
すると前半5分、久保はさっそく結果を出した。中盤での攻守の切り替えからDFアイエン・ムニョスが左サイドを攻め上がると、ややマイナス方向に送り込まれたグラウンダーのクロスに久保が反応。最後はワンタッチで冷静に左足を当て、うまくゴールに押し込んだ。
久保は昨季の開幕節カディス戦(○1-0)でもチームのシーズン第1号となるゴールを決めており、開幕戦では2シーズン連発。幸先の良いスタートを切った。
その後もソシエダは試合の主導権を握り、前半11分にも再び決定機。スルーパスに抜け出したFWミケル・オヤルサバルがエリア内で相手と交錯し、主審はソシエダにPKを与える判定を下した。ところがここでVARが介入。オン・フィールド・レビューの結果、ファウルは認められず、ソシエダは追加点のチャンスを逸した。
それでも久保は勢いを失わず、自慢のドリブル突破を駆使しながら攻撃を牽引。前半34分には惜しいカットインシュートを放つなど、コンディションの良さも感じさせた。
ところが後半は一転、徐々にジローナに主導権を明け渡し、久保もなかなか良い形を作れない。すると後半27分、ソシエダは中央に鋭いパスを通され、サイドにフリーで展開されると、MFビクトル・ツィガンコフのクロスを途中出場FWアルテム・ドブビクに決められ、同点となった。
後半29分、久保はオヤルサバル、DFアマニ・トラオレとともにベンチに下がり、イマノル・アルグアシル監督はフレッシュなメンバーを投入。昨季途中の前十字靭帯断裂で待望の復帰となったFWウマル・サディクもピッチに立った。だが、最後まで訪れた決定機を決め切れず、そのままタイムアップ。ソシエダの今季開幕戦は1-1のドローに終わった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4684901fb3173eb0d6328564882a7af9f1d51f5