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巨人・坂本勇人「観客の妨害」で本塁打ならず、ド派手にずっこけ苦笑い 東京ドーム騒然
巨人の坂本勇人内野手(34)がDeNA戦(東京D)に「3番・遊撃」で先発出場。4回に放った大飛球が観客の妨害行為で二塁打となり、珍しく派手にずっこけて苦笑いを浮かべる場面があった。
6―1で迎えた4回だった。先頭打者として第3打席に入った坂本はカウント1―1からの3球目、外角高めカーブを叩いた。
打球はぐんぐん伸びて左中間へ。フェンス最上部に当たってハネ返ったように見えたが、巨人・原辰徳監督(65)のリクエストで審判団によるリプレー検証に入った。
長い検証時間が取られ、その間には東京ドーム内でも同じ映像が繰り返し流された。
映像を見ると、左中間スタンド最前列に陣取った男性が坂本の飛球を捕ろうと差し出した手に当たってグラウンド内にボールが落ちており、男性の手に当たらなかった場合にスタンドインしていたかフェンス最上部に当たっていたかは微妙。
結局、審判団から「お待たせいたしました。ただいま観客の妨害がありましたので、オーバーフェンスとせず。二塁打として試合を再開いたします」と場内アナウンスされた。
このアナウンスに、スタンドからは悲鳴と怒号、歓声が交錯して騒然。二塁ベース上にいた坂本はド派手にひっくり返って苦笑い。原監督は再びベンチを出て審判団に説明を求めたが、もちろん判定は覆らなかった。
2戦連発の今季15号&通算281号とはならなかった坂本だったが、これで通算437二塁打。通算440二塁打している金本知憲(阪神)のNPB歴代4位記録まで「あと3」としている。
【公認野球規則6.01(e)観客の妨害】打者または送球に対して観衆の妨害があったときは、妨害と同時にボールデッドとなり、審判員は、もし妨害がなかったら競技はどのような状態になったかを判断して、ボールデッド後の処置をとる。
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