あわせて読みたい
オリオールズ・藤浪晋太郎、登板機会なし 試合前にイチローさんと談笑 指揮官の信頼厚く「彼は信じられないボールを投げる」
藤浪晋太郎投手が所属するオリオールズは、チーム最多勝の先発、ギブソンが六回途中12安打9失点の誤算。四回までに6点差をつけられる一方的な展開で敗れた。ア・リーグ東地区首位の座を守っているが、2位レイズがガーディアンズとの乱打戦を制し、ゲーム差は2となった。
マリナーズは今季最長の8連勝で貯金を同最多の11とした。ア・リーグ西地区の首位レンジャーズとは5・5ゲーム差の3位だが、ワイルドカード争いはプレーオフ圏内3位のブルージェイズに0・5ゲーム差に詰め寄っており、2年連続ポストシーズンに向けて加速している。
この日の藤浪はブルペンから戦況を見守ったが、出番はなし。試合前のフィールドではマリナーズの球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさんとあいさつし、談笑した。
同投手は7月19日にアスレチックスからトレードでオリオールズへ移籍。前回9日の登板は3連続四球で降板し、残した走者を還されて3失点がついたが、6月28日から8月6日までの17登板の成績は2勝1敗1セーブ、2ホールドで防御率は2・29。被打率は驚異の・162で課題だった四球も19回2/3で5個に抑えている。6日のメッツ戦では日本投手最速を更新する165・1キロを計測した。
試合前のベンチで報道陣に対応したハイド監督は藤浪の働きについて「ここまで何度もいい投球をしている。彼は信じられないボールを投げており、彼以上に良い登板をしている者は見当たらなほどだ」と絶賛。3連続四球を出した前回の登板後に本人と話をしたことを明かし「できるだけ心地よく過ごせるようにしたかったから」と説明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa8d9952f9b54c4a1c22336a32e3aa8622f2ea1a