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【阪神】糸原健斗が代打で決勝打 半世紀ぶり「長期ロード8連勝」「準備だけは怠らないように」
「みんな頑張っていたので。あと延長は嫌だったので打ちました」
8回に投手4人をつぎ込み、なんとか0に抑えた直後の攻撃だった。木浪の安打で1死一塁の場面。岡田監督が代打糸原を告げた。セットアッパー清水に対し、カウント1-2からの5球目だった。外角低めの変化球を引っ張りこんだ打球は二塁手の頭上をライナーで越し、右中間を深々と破った。木浪は一気に三塁を回って生還。京セラドーム大阪が割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。
「木浪も全力で帰ってくれたし、食らいついて、いいところに飛んでくれた」 大盛り上がりのベンチとは対照的に、二塁上に達した仕事人はフーっと息を吐き、静かに喜びをかみしめた。
二塁のレギュラーが一転、今季は開幕から「左の代打」として起用が続く。相手も勝利の方程式が出てきたり、難しい場面での起用が多いが、「準備だけは怠らないようにやっています」と職人ぶりを発揮。代打で7本目となる安打を奏でた。岡田監督も「最初から糸原いくつもりやから。木浪がヒット打とうが打たまいが。バントやらすなら最初からバントやらせるやつ出してるよ。最初から打ちやったから、糸原でな」と絶大な信頼を口にした。併殺もあり得た場面の中で勝負を託し、左の代打の切り札が最高の結果で応えた。
8回裏、代打糸原選手が右中間勝ち越しタイムリーツーベースヒットで事を起こす!#hanshin #虎テレ #阪神タイガース #ARE pic.twitter.com/5Ir3Rjmt2R
— 阪神タイガース (@TigersDreamlink) August 11, 2023
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