【ずさん運営】 韓国開催「世界スカウトジャンボリー」、予算100億円は何に使った? ようやく氷水が隊員に行き渡る

【ずさん運営】 韓国開催「世界スカウトジャンボリー」、予算100億円は何に使った? ようやく氷水が隊員に行き渡る

【ずさん運営】 韓国開催「世界スカウトジャンボリー」、予算100億円は何に使った? ようやく氷水が隊員に行き渡る

1: 仮面ウニダー ★ 2023/08/05(土) 12:42:37.29 ID:shFNsdBG
朝鮮日報 記事入力 : 2023/08/05 11:38
予算が2倍に増えても施設に不備 「関係者の海外視察も観光のようなもの」との指摘も
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熱中症患者続出でずさんな運営が非難を浴びているボーイスカウト・ガールスカウトの祭典「第25回世界スカウトジャンボリー」だが、
運営正常化のため韓国政府が総力を挙げて対応に乗り出して以降、ようやく落ち着きを取り戻しつつある。
4日の日中の最高気温は36℃を上回ったが、現場のスカウト隊員たちは「一日でかなり改善された」と語った。

【写真】劣悪な環境が問題に…虫刺されだらけの参加者の足
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 同日午後1時、全羅北道扶安郡セマングムのジャンボリー大集会場の芝生では、新たに設置されたスプリンクラーから水が出ていた。
台湾から来たボーイスカウト隊員たちは水を浴びて走り回っていた。ここは前日までいろいろなゴミがあちこちで山積みになっていた。
台湾のダキュ・チュイさん(17)は「昨日芝生にあったゴミが今日は消えた」と言った。
大集会場からフードハウスに至るコンクリート道路には散水車が水をまき、道路の熱を下げた。

 世界のスカウトたちの展示ブース前で会ったブラジルのジュン・ヨシカワさん(16)は、氷水の入ったボトルを右手に持っていた。
ヨシカワさんは「昨日までは並んでやっとのことで買い、飲むことができた冷たい水が、今はどこでも飲めるようになった」と話した。
ジャンボリー組織委員会は同日、「スカウト参加隊員に凍ったミネラルウォーターを1人一日5本ずつ渡すほか、クーリングマスク、
アイスパック、日よけのアームカバーなど個人用の猛暑対策品を提供する」と発表した。

 熱中症の患者は2日の207人から3日は138人と減少傾向にある。3日にジャンボリーの病院で診療を受けた参加者は1486人だったが、
このうち虫刺されが383人で最も多く、皮膚発疹が250人、熱中症は138人だった。

 トイレやシャワー室などの衛生問題も改善された様子だ。
黄色い隊員服を着ていた英国のウィリアム・オルデンさん(16)は「テントの近くにあるトイレからはもうにおいがしないし、
トイレットペーパーも十分ある」と言った。
ジャンボリー組織委員会は同日、会場の清掃員をこれまでの70人から542人にまで増やすと発表した。

 ただし、医療の現場では、「次々とやって来る体調不良者を受け入れるにはまだ不十分だ」と指摘されている。
この日訪れたジャンボリー病院前の待合室用テントには、熱中症の症状を訴える約30人でいっぱいだった。
待合室の入口には「入るのは患者だけにしてください。人が多すぎます」と書かれていた。

 この日、医療スタッフは業務の負担が増えたことから会場内のクリニック5カ所のうち1カ所を自主閉鎖した。
組織委員会は明日までに医師37人を追加で派遣し、薬品などの医療物資を補給する。

 一部からは「この6年間に投入された予算約1000億ウォン(約110億円)は一体どこに使ったのか」という批判の声が出ている。
関連予算は当初の491億ウォン(約53億円)から938億ウォン(約102億円)へと2倍近く増えたが、
衛生・医療など基本的な施設もきちんと備わっていないためだ。
特に、ジャンボリーの準備をするとして韓国女性家族部や全羅北道庁の関係者が
スイス・イタリア・オーストラリア・米国などを視察したことについて、「観光のようなものだったのではないか」という指摘が出ている。

パク・ヘヨン記者、ヤン・スンス記者

朝鮮日報
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/08/05/2023080580023.html


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