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井上尚弥はPFP2位で〝王座奪回〟ならず 内山高志氏は「PFPは意味がない」と不要論
井上は7月25日に前王者スティーブン・フルトン(米国)を破り、4階級制覇に成功。クロフォードは同29日(日本時間同30日)にエロール・スペンス(米国)を下して世界初の2階級4団体統一を達成していた。そうした中、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏(43)は自身のユーチューブチャンネル「内山高志KOチャンネル」で〝PFP不要論〟を主張している。
内山氏はクロフォードがスペンスを下した直後に更新した動画の中で「圧倒的勝利。KO勝ち。強かったですね。もっといい勝負になると思ったんですけどね」と4団体統一王者を称賛。「PFPはどうですかね。井上尚弥とクロフォード、今後たぶんライト級のシャクール(スティーブンソン)とか入ってくると思うんですけど…。クロフォードですかね。お互いKO率70%以上で負けなしで。それで、あんなあっさり勝っちゃうんだから」と、クロフォードをPFP1位に推す声には理解を示した。
ただ、内山氏はPFPの今のあり方には疑問を持っており「PFPなんて、俺はつけなくていいと思うんですよ。(強さは)階級が違うんだから、分かるわけねえじゃんって、そんなの」「PFPはぶっちゃけ意味がない。軽量級、重量級によって戦うスタイルも違うし」と持論を展開した。
その上で「俺の面白い提案があるんですよ。体重制じゃなくて、身長制にする。180センチあるやつだったら、より体の筋力をつけて強くできる。体重制だとみんな、ガリガリになっていっちゃう。(身長制なら)相手より、より大きくしようとして筋肉つけたり食べたりするじゃないですか。強い方向に向かう。今のボクシングって減量も勝つために大事なんですけど、自分が弱い方向に向かっちゃってる」と独自のアイデアを提言した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d04197a04834f13189d83213e93455c7beedcbd5