【悲報】阪神、野村克也監督。初年度と2年目は最下位に責任を感じ、毎年進退伺を出してた

1999年 55勝80敗0分 勝率.407（借金25）
2000年 57勝78敗1分 勝率.422（借金21）

1999年 55勝80敗0分 勝率.407（借金25） 6位

10月７日
◆試合後◆
▼進退伺い（55勝80敗の６位で終わり）
「監督生活でこんなに負けたん初めてやからね。本当なら責任問題なんだろうけど…オーナー、社長にも申し上げたんだ。
正式ではないが、進退伺いを申し上げたんだが…。これだけ負ければファンの期待を裏切ったわけだから。
３年契約なんて、あってないようなもの。口頭で申し上げたんだが、来年もやってもらう、３年で基礎を作ってくれ、と。そういう要望を出したはずだ、と言われた」
▼無能をさらけ出した（シーズンを振りかえり）
「改めて無能をさらけ出した。ぼくの力不足というのがハッキリ分かった。力不足を選手で補ってもらわないと…。それが補強？　
ＦＡでもドラフトにしても、現実は難しい。コーチ人事？　これから話し合います」
▼得点力がない（最終戦を振り返り）
「（２点を奪った）３回に、あそこで１点でも２点でも取っとかないと…。２点じゃハンディにもならない。最後の最後まで得点力がないわ」
▼チャンスがピンチ（得点力不足に）
「（うちの選手は）チャンスがピンチなんだね。バッターは。相手がピンチなのに、おどおどして思いきりが消えちゃう。ボールに当てにいく。当てにいっても飛びやせん。困ったもんですわ」

2000年　57勝78敗1分 勝率.422（借金21）　6位
10月１日
▼疲労困ぱい
「（甲子園最終戦になったがという問いに、その質問を予期していたように）だから？　…。（今年も２４０万人以上のファンが詰め掛けたがという切り返しに）ああ、そういうこと…。
申し訳ないと思いながらやってますよ。大勢のお客さんが来てくれて有り難い。期待にこたえられなくて…。心身ともにストレス（で疲労）困ぱいです」
▼進退伺いから、来季続投へ（ロッカー前まで来て、気持ちを切り替えれるかと問われると立ち止まった）
「シーズンオフの間にどれだけ立ち直れるか…。こんなことを言っていいのか分からないけど…、
一応オーナーには口頭ですけど、もう１年契約が残っていますけど、最下位の責任をとらなきゃいけないということで、進退伺いを出しました。
ただ、どうしてももう１年やってくれという切なるお願いをされたものですから、非常に苦しい立場ですけど、針のむしろに立ちながらやるしかないと…。
おわびのしようもない。すべてを来年に賭けてみます」
▼オーナーに全面協力願い（来季への補強に触れて）「ただ（オーナーには）わたし１人の力ではこんなものですと申し上げた。全面的バックアップをしてほしいと…」
▼計算できる先発投手２人と俊足打者２人の獲得を
「30歳台のピッチャーが多いので、老化現象がきている。先発ローテーションに入れるピッチャーを２人。
攻撃では、ホームランを打つ打者を獲るのは難しいけど、足の速い人をさがすのはそう難しくない。
１、２番を打てる人を２人（とってほしいと）お願いした。優勝するチームはメジャーでも、１番に足の速い人がいる。
１番から９番までの各打順には適材適所というのがあるわけですから…。走れない人が１、２番にいても得点力は上がらない。
塁に出ることによって（相手）ピッチャーにプレッシャーをかける。（そして打席のバッターを）心理的に助けてやるのが野球です。
（こちらが出塁しているのに相手の）バッテリーがバッターに全力でぶつかっていくようでは勝てない。来年、精いっぱい頑張ります」

ノムさんのときの阪神ってもっと負けてると思ったんや