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1 フォーエバー ★ :2023/07/29(土) 19:46:03.58 ID:BmqrT8iQ9
読売新聞オンライン
プロ野球・千葉ロッテマリーンズの本拠地「ZOZOマリンスタジアム」(千葉市美浜区)が老朽化し、大規模な改修や建て替えの議論が本格化している。所有する千葉市は今月、屋根が開閉するドーム球場などを含め、将来のあり方や事業費に関する調査結果をまとめた。10年後をめどに新たな球場として生まれ変わる見通しで、街づくりのシンボルとしても今後の構想が注目されている。
【図解】マリンスタジアムの改修・建て替えをめぐる千葉市の試算
潮風でさび
ZOZOマリンスタジアム=読売ヘリから
マリンスタジアムは1990年、幕張海浜公園の一角に完成した。広さは約2万3000平方メートル。川崎球場(川崎市)から本拠地を移したロッテのホーム戦など、年間約70試合のプロ野球を開催している。アクションスポーツの国際大会「Xゲームズ」や、音楽フェスティバル「サマーソニック」などの会場としても全国的に知名度が高い。
ただ、30年以上を経て老朽化も進んでいる。海から近いだけに、潮風で座席がさびたり、配水管が詰まったりするなどしている。
千葉市は25日、今後のあり方に関する調査結果を取りまとめ、ドーム化などの選択肢を明らかにした。大規模な改修か建て替えの2パターンがあると提示。仮に建て替えるのであれば、〈1〉今と同じ屋外型〈2〉ドーム型〈3〉「開閉式」のドーム型――の3案が想定されるとした。
費用に開き
千葉市は費用も試算した。改修と開閉式ドームへの建て替えでは、今後30年の事業費に最大で1500億円ほどの差がある。最も安いのは、改修だけをする「現状維持」で978億~1000億円。これに対し、屋根が可動式のドームへの建て替えは、2449億~2505億円が必要だ。
北海道では今年、開閉式の屋根と天然芝のグラウンドを国内で初めて備えた「エスコンフィールド北海道」が完成した。北海道日本ハムファイターズの本拠地として、3月のプレオープンから2か月で約90万人が訪れたという。こうした例を念頭に、千葉県内の経済界からは「夢のある新球場の構想を進めてほしい」などと期待する声が上がる。
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