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【台湾】 「この点は日本に完勝」=日本に滞在した台湾人の主張に賛否
台湾のネット掲示板で「この点は日本に完勝している」との投稿が注目を集めている。
三立新聞網や民視新聞網など複数の台湾メディアが取り上げた。
日本は台湾人に人気の海外旅行先だが、このほど台湾のネット掲示板PTTであるユーザーが
「台湾小吃(一品料理)は日本に完勝していると思う」と書き込んだ。
同ユーザーは先月日本に滞在していたというが、「たまにラーメンを食べる以外はずっと牛肉ばかり食べていた」とし、
「和牛や刺し身はどんなにおいしくても、1カ月も食べ続けていると飽きてしまう」とつづった。
一方で、「台湾小吃」については「鶏排(ジーパイ。唐揚げ)、鹹酥鶏(唐揚げ)、鹹水鶏(鶏肉の塩ゆで)、
串焼(串焼き)、蚵仔煎(カキオムレツ)、麺線(麺の煮込み)、肉圓(でんぷん粉で肉を包んだ料理)、
魯肉飯(ルーローハン)など、思いつくだけでも山のようにある」とし、
「弁当にも基本的に鶏排やスペアリブが入っていて野菜も豊富。日本ではほとんど葉物野菜が食べられない」と主張した。
さらに、台湾の食は非常に多様で香港風の焼き物も食べられるとする一方、
「日本で夜食を食べようと思ったらファミリーマートかローソン(のホットスナック)しかない」とし、
「日本には遊びに行くくらいがちょうどいい。自炊するならいいけど、外食するには選択肢が少なすぎる」と述べている。
記事によると、この投稿には大きな反響があったといい、
「台湾料理は多種多様。しかも中国大陸の料理とも融合してるからな」
「台湾は移民社会だから飲食分化が多様化するのは当然」
「日本の食べ物はどれも味が単調」
「日本の料理はもともと脂っこくてしょっぱいからね」
「観光客として行くのが良いんだよ。長く住もうと思ったらよく考えないと」
といった声が寄せられたという。
一方で、
「温帯地域では葉物野菜はあまり育たないから野菜が少ないのは普通。
韓国料理だってほとんど白菜と大根だろう。熱帯には奇妙な野菜がたくさんある」
「日本人だって毎週焼肉食べないし」
「日本風の味付けが君の口に合わないだけでしょ」
「日本のどこの白米も台湾に圧勝してるけどね」
「日本の弁当は台湾の脂っこい弁当に完勝してる」
といった反論も少なくなかったという。(翻訳・編集/北田)