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エンゼルス・大谷翔平が3打席連続弾39号で先取点も「なおエ」逆転負け5連勝ならず 2戦連続途中交代は「ふくらはぎのけいれん」
スポーツ報知
6回1死、左前安打を放ちゲレロ(左)と談笑する大谷翔平(カメラ・中島 傑)
◆米大リーグ ブルージェイズ4―1エンゼルス(28日・トロント=ロジャーズ・センター)
【写真】大谷連日の途中交代 9回1死満塁の好機で再び代打
エンゼルス・大谷翔平投手(29)が28日(日本時間29日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。初回の1打席目で右翼へ先取点となる39号ソロを放ち、前日から3打席連続弾をマークするなど4打数2安打1打点で、打率を3割1厘にした。だが、3点を追う9回1死満塁の大チャンスで代打・ステファニクが送られて2戦連続で途中交代した。状態が心配されるが、試合後ネビン監督は大谷の状態について第4打席で「両脚ふくらはぎのけいれん」があったと説明。あす以降の出場に関しては「当日の様子を見て判断する」とした。
チームは初回に大谷のソロで先取点を奪うも、26日(同27日)夜にホワイトソックスから獲得したジオリトが6回途中3失点と逆転を許し、連勝が「4」でストップ。貯金も「4」となった。
ワイルドカードを争うブルージェイズの先発は右腕のガウスマン。試合前の時点でリーグ最多162奪三振をマークし、大谷は20、21年に対戦して6打数無安打に抑え込まれていた。
初回1死走者なしの1打席目。いきなり初球の93・4マイル(約150・3キロ)の直球を捉えると、打球速度103・5マイル(約166・6キロ)、打球角度28度、飛距離397フィート(約121メートル)で、右翼席にたたき込んだ。前の試合から3打席連続、2試合連続弾。3打席連続本塁打は自身初で、日本人では今年5月の鈴木誠也(カブス)以来2人目の快挙となった。
3回1死走者なしの2打席目では、日本人初の4打席連続弾と2年ぶりの40号に期待がかかったが、空振り三振に倒れて、敵地は大きく沸いた。6回1死走者なしの3打席目に左前安打。2試合連続のマルチ安打とした。3点を追う8回先頭の4打席目は、3番手左腕・メイザと対戦し、遊ゴロに打ち取られた。
前日27日(同28日)の敵地・タイガース戦はダブルヘッダーに2試合連続でスタメン出場。1試合目は先発登板するとメジャー初完投となる1安打無失点で8奪三振で完封勝利。打では5打数無安打だったが、111球の熱投で9勝目をつかんだ。45分後に開始した第2試合は、2打席目から2打席連続で本塁打。2発目を放った際にけいれんで左腰、脇腹付近を気にするしぐさを見せて途中交代したが、この日もスタメン入りした。
試合前にネビン監督は「大丈夫だ。昨日はけいれんしただけ。たくさん寝たはずで、今日は元気なように見えた。彼と今朝話して、『100%準備はできている』と言っていた。昨日は暑くて負担も大きかったけど、彼は誰よりも自分の体のことを分かっている」と説明していた。
試合は大谷の一打でリードを奪ったエンゼルスだったが、2回に時撮りとがチャプマンにソロを被弾。3回にはジャンセンに勝ち越しのソロを許した。6回には失策も絡んで連打で失点。7回には2番手・ソリアーノがメリーフィールドにソロを浴びてリードを3点に広げられた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6e9fd5d9ace99612f6926a64aaf2e20cb91fc64
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