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エンゼルス・大谷翔平 判定めぐりベンチで怒!指揮官なだめる 「あのように球審に何かを言う姿を見たことがない」
エンゼルスの大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)に敵地で行われたタイガース戦に「2番・DH」で先発出場。3打数無安打も、2四球で出塁し2得点を挙げた。チームは9回、同点に追いつかれて延長戦に突入したが10回に勝ち越して逃げ切り。2連勝で貯金3とした。
相手先発は通算75勝左腕のロドリゲス。第1打席の四球で今季61個目となり、ア・リーグトップに。第2打席は左飛だった。第3打席ではタイガースバッテリーが勝負。フルカウントまで追い込まれたがきわどい球を見極めて四球を選んだ。これで62個目となった。
続くウォードが中犠飛で3点目。大谷はエスコバルの打席で今季12盗塁目となる三盗を決め、左前適時打で4点目のホームを踏んだ。これで77得点とし、リーグトップのセミエン(レンジャーズ)に3点差と迫った。6回の第4打席は見逃し三振、9回の第5打席は空振り三振だった。
6回の打席は自信を持ってボールを見送ったが、ストライク判定され、見逃し三振。困惑の表情を浮かべ、ベンチから言葉を発してネビン監督が制する一幕もあった。
試合後、ネビン監督はベンチに戻ってから大谷が何か叫んでいたのではという質問に「あの球は低かった。(ベンチから見ていた)我々も低いと思った。ボーダーラインだったとは思う。あの時、(試合開始からの中継映像の不具合で)リプレーを見ることができなかった。しかし、私はショウ(大谷)があのように球審に何かを言う姿を見たことがない。私はストライクではないと思ったが、際どかったのだろう。彼の身長がどれほど高いか気付いたはずだ」と述べた。
エンゼルスは4点リードの9回、抑えのエステベスが登板したが味方の失策なども絡み同点に追いつかれて延長戦に。10回にモニアクが守備のミスを帳消しにする勝ち越し適時二塁打を放って勝ち越した。
この日から始まった怒涛の16連戦で辛くも白星スタート。大谷の去就も注目される中、1週間後の1日(同2日)にトレード期限を迎える。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fcdf5e982611681833d6c74baf0d8a9b9b2895f