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元横綱・朝青龍 おいの豊昇龍初優勝に涙 「おめでとう」ツイッターで祝福
大相撲名古屋場所は23日、愛知・ドルフィンズアリーナで千秋楽の取組が行われ、関脇・豊昇龍(24=立浪部屋)が新入幕の伯桜鵬(19=宮城野部屋)との3敗対決を制して優勝決定戦に進出。決定戦では平幕・北勝富士(31=八角部屋)を押し出しで下し、待望の初優勝を決めた。これで大関昇進目安となる三役3場所合計33勝に到達。モンゴル出身力士7人目の大関昇進を確実にした。
豊昇龍の叔父で元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏も自身のツイッターで祝福。「おめでとう 久々に涙がこぼり」(原文ママ)と記し、甥の初優勝に涙して喜んだことをつづった。
北勝富士が決定戦進出を決めてから4番後。結び前の大一番では19歳“令和の怪物”に貫禄を示し決定戦進出を決めた。立ち合いでは19歳が臆せず関脇をにらむ。それを鬼の形相で受け止めた豊昇龍は、表情とは裏腹に冷静な相撲で、19歳を上手投げで破った。
そして決定戦では北勝富士を冷静に押し出し千秋楽連勝締め。悲願の初優勝が決まった瞬間、こぼれ落ちる涙を拭い喜びをかみ締めた。
◇豊昇龍智勝(ほうしょうりゅう・ともかつ=本名スガラグチャー・ビャンバスレン)1999年(平11)5月22日生まれ、モンゴル・ウランバートル出身の24歳。千葉・日体大柏高相撲部から18年初場所初土俵、同年夏場所で序二段優勝。20年秋場所に新入幕を果たし、翌年名古屋場所、22年九州場所で技能賞受賞。元横綱・朝青龍は父方の叔父。しこ名は立浪親方の現役時代のしこ名から「豊」、朝青龍から「龍」を継承。「しょう」は叔父の「青」でなく親方から「昇」を勧められて選んだ。1メートル88、142キロ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfc47bb85ab054fb99b3f681263e8f24bec546bd
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