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吉田麻也が語る“ディフェンダー”のつらさ「強い気持ちがないと“日本代表のセンターバック”は務まらない」
<リスナーからのメッセージ>
「ディフェンダー(DF)って、相手の攻撃をうまく防いでもあまり褒められないのに、守備が崩れたときはめちゃくちゃ叩かれるポジションだなと感じます。吉田選手は、どうやってメンタルを保っているのでしょうか?」
吉田:確かに。(ディフェンダーは)あまり褒められないポジションですし、失点したときには、鬼のように叩かれるポジションでもあるので、精神的な強さ、タフさというのは非常に大事になってくると思います。
ただ“どうやってメンタルを保っているか?”って聞かれてもなぁ……もう(意識を)切り替えていますね。(失敗してもすぐに気持ちを)切り替えて、次のプレーに集中する。あとは、あまり引きずらないことも大事かなと思います。
若い頃は、1つのミスをかなり引きずっていたことがあったんですけど、最近は逆に“残りの時間でどんな良いパフォーマンスをするか”“難しい状況からどういうふうに立て直すか”という点に意識を置いてプレーするようにしています。
自分のサッカーに関する良し悪しは、自分自身が一番分かっていて、なぜそのようなプレーになったのかも、もちろん理解しています。なので(敗戦した)試合後とかは批判されることもあるし、キャプテンを任されていると、メディアにコメントを求められるときがあるんですけど、そういうときにも堂々としていることが大事です。
それに、僕はどちらかというと“俺がいなかったら、誰が(同じポジションを)やれるんだ!”っていうぐらいの気持ちでやっていましたし、“俺よりもサッカーを知っている奴はいるのか!?”というぐらいの強い気持ちがないと、日本代表のセンターバックは務まらないと思います。
(TOKYO FM「吉田麻也のチャレンジ&カバー」2023年7月18日(火)放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/30d340bb3d36851832de51f7bf485b6d7cbd93a6