あわせて読みたい
SブリュージュFW上田綺世にジェノア移籍浮上 「ミウラの30年後に日本人が来る可能性」とイタリア報道
今季得点ランキング2位となる22得点を挙げた上田について、イタリアメディア「カルチョメルカート」は「ミウラから30年。もう一人の日本人が〝赤青〟になる可能性」とジェノア加入の可能性があると報じた。
同メディアは1994年にカズこと三浦知良(オリベイレンセ)がジェノアに移籍した当時を「エポックメーキング」と振り返り、「ミウラ・カズのジェノアへの移籍は、イタリアサッカー界の新時代の幕開けを象徴するものだった。最初のサムライが誕生してから30年近くがたった今、そのサムライは年齢に関係なくプレーし、得点を決め続けている」とまずは56歳で現役を続けるカズを称賛した。
その上で「セルクル・ブリュージュ側が、ジェノアに上田を打診しているといううわさがベルギーで絶えない。この24歳の日本人選手は、ゴールを量産した。1年前に150万ユーロ(約2億3000万円)だった価値を、少なくとも4倍にした」と、今季の活躍で600万ユーロ(約9億4000万円)に価値が跳ね上がり、セルクル・ブリュージュにとってカネをもたらす存在と指摘。
「何より、高すぎず、アルベルト・ジラルディーノ(監督)のゲームに、具体性を与えることができるセンターフォワードを探している、ジェノアの心をくすぐる」と、ジェノアにとっても非常に魅力的な存在になっているという。
同メディアは、現時点では交渉が開始されていないとしつつ「1か月半のサッカー市場を前にすれば、何でもありだ。ミウラから約30年後、また日本人選手がイタリア最古のクラブのジャージーを着て戻ってくるかもしれない。もしかしたら、前任者よりも幸運に恵まれるかもしれない」と伝えた。
ポルトガル1部スポルディングからも熱視線を受けたと報じられた上田の動向が、注目される。
東スポWEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1202047a2d7daf1fc2ce3d9768dea3b4692211e