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メッシのMLSデビュー観戦に1500万円? 一部チケットの“高騰化”に英紙注目「高級クルーズで世界を巡ることも可能」
アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミに移籍したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、新天地で10番を背負う予定だ。デビューへの期待が高まっているなか、チケットが法外な値段で売られているという。英紙「ザ・サン」が報じた。
メッシは所属していたフランス1部パリ・サンジェルマンを契約満了で退団。6月にインテル・マイアミに加入する意思を表明し、7月15日に正式加入が発表された。元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーであるクラブで、新生活を始めている。
デビューの時が待たれるなか、「ザ・サン」紙は、市場に出回っている高価な試合チケットに注目。調査によると、「22日(現地時間)に行われるリーグカップ1回戦、メキシコチームのクルス・アスルのホームでメッシを観戦するために11万ドル(約8万4000ポンド/1500万円)を支払うファンもいる」という。
クルス・アスル戦の平均入場料は487ドル(約6万7000円)だとされ、記事では「たった1枚のチケットのために、一般的なアメリカ人の2年分の給料を吐き出しているファンがいることがわかった」と取り上げている。
同紙では、この法外なチケット代と比較し、「8万4000ポンド(約1500万円)をつぎ込む代わりに、何を買えばいいのだろうか?」とさまざまな例を挙げて考察。「英国で最も安く家を購入できるのは、平均価格5万5000ポンド(約997万円)のミドルズブラ地域、5万9000ポンド(約1000万円)のブラッドフォード地域、6万5000ポンド(約1100万円)のサンダーランド地域などだ」と自宅を購入できる額でもあるという。
さらに高級腕時計ブランド「ロレックス」の「パールマスター39」を購入したとしても、「2万ポンドの車が買えるだけの現金は残るだろう」とそのチケット代の高さに驚きを示している。
また、同等の額で「サッカーのシーズン期間である9か月間を高級クルーズで世界を巡ることも可能」だという。世界最大規模の客船会社「ロイヤル・カリビアン・インターナショナル」社が提供する約6万4000ポンド(約1150万円)の1人用の「バルコニー・ステーテルーム」に税金、手数料などの4000ポンド(約72万円)を足しても、メッシ観戦のための高額チケットには至らないとしていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bbf44979fa269b6948fbe5d23d78f98fe7e33a6