あわせて読みたい
【在日三世】 「日本より、北朝鮮に『謝罪しろ』となぜ言わない」 「韓国教科書」では教えてくれないこと
「韓国教科書」では“教えてくれないこと”がどんどんバレてきた「韓国の巨大異変」の中身
・韓国の尹大統領が「日本は何度も謝罪している」と!
日韓関係が「戦後最悪」と言われていた文在寅政権時代とは打って変わって、
いま韓国の尹大統領は日韓改善のための「本気」を見せている。
まず、韓国では尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領自らが「日本は何度も謝罪している、
これ以上まだ謝罪を求めるのか」と国民に向けて言ったのだから、その衝撃は大きかった。
これまで歴代の大統領で、「日本は謝罪している」と言い切った人はいなかっただけに、その発言のインパクトは巨大だった。
さらに、5月のG7に参加した尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領だが、ここでも我々を驚かせた。
G7が広島で開催されたことも大きいが、ここで在日韓国人の原爆被害者の方たちと直接会い、
これまでの政府としての態度を謝罪したのだ。
この姿に元プロ野球選手の張本勲氏が朝鮮日報のインタビューに応じ、感謝の胸の内を語ったことは話題になった。
また、そのインタビューの中で在日韓国人として韓国を誇りに思う反面、苦渋な思いも語り、日本、韓国で多くの同感を得たのだ。
「北朝鮮に謝罪しろと言わないのか」と…!
韓国政府はいま、韓国で南北対話の障害とみなされてきた拉致問題でも、日本との連携を目指す方針を打ち出している。
尹政権の権寧世(クォン・ヨンセ)統一相は「反日世論を政治利用する一方、
北朝鮮が嫌うことを持ち出そうとしてこなかった文在寅(ムン・ジェイン)前政権や現在の最大野党がある」としながら、「特に日本人や韓国人の拉致問題をめぐっては、韓国の当局者や専門家の間でも、
拉致問題の解決を繰り返し訴える日本の姿勢を対北問題解決の障害とみなす見方が根深い現実としてある」と指摘している。
尹大統領も「今後、北に一方的に与えることはやめ、
北が核開発を進める状況では1ウォン(約0.1円)も与えない点を明確にすべきだ」と強く主張している。
また、尹氏は「2010年の韓国哨戒艦撃沈」など、北朝鮮との戦闘での戦死者を追悼する5月24日の式典で、遺族から「日本には謝罪しろと言う人が、私たちの子どもを殺した北へはなぜ謝罪しろと言わないのか」と問われたことにも言及。
この言及に多くの国民も、「前政権の強烈な反日はなんだったのか」と賛同し始めている。
・韓国の「スタートライン」
私が今の尹政権を見ていると「教科書で教えてくれない」こと、
もしくは国民が憶測していた疑問をすべてぶちまけているようにも見える。
私が朝鮮学校時代の学校教育にハマらなかったのは、日本社会に住んでいたという現実と、
そこで多くの日本人たちと実際にかかわったことが大きい。
韓国もいま、尹政権は、文在寅政権とは違って、いまの「現実」について勇気を持って声に出すということを自ら見せることで、韓国国民に変わるきっかけを与えているのではないかと思える。
そのことに気がつく韓国人がどれほどいるかは、次期大統領選までわからないが……。
戦後、日本も帝国教育から脱するのに時間がかったが、いま韓国はそのスタートラインに立っているのかもしれない。
ー後略ー
豊 璋(在韓国コンサルタント)
7/16(日) 7:33配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/6aa9e06a8824c64b71e44f51e4bc23ba705bb7b7