全セの阪神・佐藤輝が二塁打 ノイジーは安打&好守 虎野手陣が躍動/オールスター

全セの阪神・佐藤輝が二塁打 ノイジーは安打&好守 虎野手陣が躍動/オールスター

全セの阪神・佐藤輝が二塁打 ノイジーは安打&好守 虎野手陣が躍動/オールスター

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マイナビオールスターゲーム第1戦(19日、全セ1-8全パ、全パ1勝、バンテリンD)タテジマで埋まった野球の祭典。虎戦士たちが佐々木朗(ロッテ)や山本(オリックス)ら、全パの強力投手陣との対戦を楽しんだ。

右肋骨(ろっこつ)の骨折で出場を辞退した近本を除き、ファン投票で球宴に選出された阪神の野手6人が先発。まず魅せたのが、3番のシェルドン・ノイジー外野手(28)だ。一回2死から佐々木朗の161キロ直球を捉えて中前打を放ち、得点こそ奪えなかったが見せ場を作った。

守備でも持ち味を披露した。二回2死で近藤(ソフトバンク)が放った左翼フェンス直撃の当たりを、素手でつかんで二塁へダイレクト返球。微妙なタイミングのプレーは一度はセーフ判定に。ノイジーは頭を抱えて崩れ落ち、岡田監督が笑顔でリクエストを要求した。仕切り直しの判定は一転、アウト! 攻守で一流のプレーを見せた。

二回には代わってマウンドに上がった山本に対し、3年連続出場の6番・佐藤輝明内野手(25)が魅せた。152キロ直球をフルスイングし、打球は中堅フェンスへ一直線。全セ初の長打となる二塁打で球場を沸かせた。試合前練習ではコミュニケーションを熱望していた細川(中日)や、牧(DeNA)らと交流。三塁守備の練習中には柳田(ソフトバンク)がやってきて言葉を交わすなど、年に一度の祭典で他球団の選手と交流を深め、多くの刺激を受け取った。さらに、五回には先頭で山崎福(オリックス)から右前打。球宴5試合目で初のマルチ安打をマークした。

試合前には野球殿堂入り表彰を実施。阪神で1985年の日本一に貢献するなど伝説的な活躍をしたランディ・バース氏が表彰を受けた。そのバース氏も注目の選手に佐藤輝を指名。「期待通りの結果はまだ出ていないですけど、非常に高い能力があって、間違いなく将来スーパースターになるポテンシャルはある」と激励の言葉を残していた。

17日の中日戦(甲子園)で47打席ぶりの本塁打を放った佐藤輝。全セは全パに完敗したが、球宴で勢いを加速させ、後半戦につなげていく。(邨田直人)

https://news.yahoo.co.jp/articles/351f7cd5f6a5d03c90c5dff832c01fa50cb2aa7d


 
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