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最高額チケット350万円はすでに完売！ パリ・サンジェルマンのビッグマッチをどこでどう観るか、それが問題だ！
フランス・サッカーリーグの強豪「パリ・サンジェルマン（以下、PSG）」が7月25日(火)から8月1日(火)までの日程で来日。大阪、東京の各会場で「Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2023」と題された国際親善試合を行う。
PSGというスター軍団を中心とした、いわゆる「フレンドリーマッチ」ではあるが、侮るなかれ。対戦相手もまた、本物だ。まずは、欧州一を決める2022-23シーズンのチャンピオンズリーグで準優勝したイタリア「セリエA」の名門インテルナツィオナーレ・ミラノ(以下、インテル)。決勝戦でマンチェスター・シティを最後まで苦しめた、堅守からのカウンターは必見だ。
そしてサウジアラビアのプロリーグからは、強豪「アル・ナスル」が参加する。「アル・ナスル」と言えば、世界的なストライカー、あのクリスティアーノ・ロナウドが所属する中東の名門。ノーガードの撃ち合いに期待したいところだ。日本のJリーグからは、香川真司を擁するセレッソ大阪がこのフレンドリーマッチに参戦するということで、好カードが目白押しとなっている。
もちろん、各国リーグ戦の本気度には敵わない親善試合であることは確かだが、移籍の可能性を残しているタイミングということもあり、各チームの選手のパフォーマンスには期待がもてそうだ。2023-24シーズンの開幕を前に、サッカー界の勢力図がどうなるのかを占う意味でも、世界中の関係者が注目するツアーと言っても過言ではないだろう。
さて、『GQ JAPAN』がこのツアーを紹介するのは、PSGを軸とするビッグマッチだけが理由ではない。むしろ、注目すべきは観戦スタイルだ。このツアーを主催する「Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2023 実行委員会」は、新シーズン開幕前の国際親善マッチを日本で開催するにあたり、ツアー初となるホスピタリティチケットを販売するというのだ。
ホスピタリティチケットとは、特別な食事が提供されるホテルのスイートルームのような環境（観戦シートに直結）で、シャンパンを飲みがなら最高のアングルで試合を観戦したり、一般販売されていない限定記念品がプレゼントされる、といったスペシャルな体験を提供するプログラムを意味する。
スポーツ観戦を核とする「スポーツホスピタリティ」は、すでに欧米で確立されているビジネスモデルだ。2019年のラグビー・ワールドカップや2021年の東京五輪を経て、日本でも富裕層に向けた新たなビジネスモデルとして注目されている。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/48e2f33970000c018001d43551c3553ad916e999
