IAEA事務局長もあ然、韓国野党「処理水、日本人に飲料用に勧めたら」発言

NO IMAGE

IAEA事務局長もあ然、韓国野党「処理水、日本人に飲料用に勧めたら」発言

1: 首都圏の虎 ★ 2023/07/18(火) 11:51:00.65 ID:/wtO0NTu
 (武藤 正敏:元在韓国特命全権大使)

 7月7日から韓国を訪問した国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は、韓国の最大野党「共に民主党」(以下、民主党)の福島原発汚染水海洋投機阻止対策委員会の招待で国会民主党院内代表室を訪問、1時間30分にわたり野党議員と面談した。このときの民主党のあまりにも常軌を逸した非礼ぶりは国際社会で類例のないものであった。

 これを見て、国際社会では民主党と手を組もうとするのは、中国、北朝鮮、そして日本の一部野党くらいと言っても過言ではないだろう。

■ 民主党に政治闘争の標的にされたグロッシ事務局長

 9日午前、グロッシ事務局長は民主党の招きで韓国の国会を訪問、同党執行部と面会した。

 まずはグロッシ事務局長がIAEA報告書に対して「(日本の原発処理水放出計画が)国際安全基準に合致している方式であるとの結論が下された」と強調した。「タスクフォースチームには韓国など10余カ国から来た科学者が参加した」とし「非常に忠実に業務を行った」と説明した。

 さらに「皆さんの心配を理解しており、特に計画実践に対する憂慮についても知っている」とし「このためIAEAは日本政府に対して放流計画がしっかり守られているかどうかを完全に検討するために数十年間日本に常駐することを提案し、先週(モニタリングのための)IAEA事務所を福島に開設した」と明らかにした。

 ところがこれに対して民主党議員たちは、処理水放出について問題を科学的に論じるのではなく、一方的に「IAEAの報告書は中立性を欠いたものである」と決めつけ、集団バッシングを浴びせた。

 民主党執行部は、IAEAの報告書に対し、「中立性と客観性を失い、日本に偏向した検証」と糾弾した。

 海洋投棄阻止対策委員会の禹元植(ウ・ウォンシク)議員は、「IAEAは日本に合わせて調査を行った」「汚染水が安全ならば、飲料水などに使うよう日本政府に勧告する意思はないか」と詰め寄った。また同委の委員長・魏聖坤(ウィ・ソンゴン)議員は「IAEA最終報告書のずさんさを指摘しないわけにはいかない」と批判した。

 グロッシ氏は、最初はメモを取りながら民主党側の主張にうなずいていたが、理不尽な追及が続くと表情をこわばらせ、眼鏡をはずしてため息をついたりした。

 そもそも民主党には真摯に対話をする意思はなかった。あくまでも政府与党との対決にあたり、IAEA報告書が邪魔だったのである。ただ、グロッシ氏としても韓国に来た以上、民主党をスルーすることはできなかった。

■ IAEAに関しメディアで「虚偽」を述べる民主党議員たち

 民主党の李在汀(イ・ジェジョン)議員はMBCラジオのインタビューで「IAEAは核兵器使用を防いで核発電と核使用を奨励するための機関」とし「多くの国民がこのような問題に関与できる機関だと誤認している」と発言した。

 また、同党の梁李媛瑛(ヤンイ・ウォヨン)議員もKBS第1テレビの時事番組に出演して「IAEAは原発国家が分担金を出して運営する機構」だと主張した。

 民主党議員はこのように国際社会の仕組みと常識を無視した主張を繰り広げた。

 また、こうした事実関係を無視した主張を韓国の公共放送であるKBSやMBCが取り上げることも問題である。もともと韓国の放送局は革新系の主張に偏った報道をしており、中立・公正な報道とは言えない内容で韓国政府との対立が目立ってきている。政府が報道機関に圧力をかけることは好ましいことではないが、放送局の報道姿勢に問題があることも明らかである。

ヤフーニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f57886d29c8bf82823947f1bb837aecb36d92cd


続きを読む

続きを見る(外部サイト)

ニュースカテゴリの最新記事