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横綱・照ノ富士が名古屋場所を休場、2場所ぶり17度目 初日から休場していた新大関・霧島は4日目から出場
師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)はこの日、名古屋市内の部屋で報道陣の取材に応じ「腰が痛いのを我慢していた。昨日(3日目)の取組でヘルニアになった。再出場は厳しいんじゃないか」との見方を示した。
照ノ富士の途中休場は昨年秋場所以来で、通算17度目の休場。横綱昇進後は在位12場所で6度目の休場となった。
かねて悩まされる膝については、同親方は「大丈夫」と問題ないと強調。一方で、約1カ月前から悩まされている腰痛については状況が思わしくなく、抱え込んだり、そり返したりすることは腰の負担があってできず「痛いから前かがみで相撲を取ることしかできなくなっていた」という。
今後は、場所後の巡業などへの出場を目指し、治療に当たっていくとした。
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202307120000303.html
<大相撲名古屋場所>◇3日目◇11日◇名古屋市・ドルフィンズアリーナ
初日から休場していた新大関霧島(27=陸奥)が、4日目から出場することを決めた。初日の9日に「右肋骨(ろっこつ)骨挫傷で約3週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出。一時は眠れないほどの激しい背中の痛みで、体をほとんど動かすこともできていなかった。それがこの日朝、名古屋市の部屋で5日ぶりに行った稽古では、四股、すり足などの基礎運動に加え、ぶつかり稽古までこなした。
これには稽古後、報道陣に対応した師匠の陸奥親方(元大関霧島)も「ものすごい回復力」と驚いた。さらに同親方は「出たいという本人の意思を尊重した。『出たら休めないぞ』と言ったら『大丈夫』とのことだった。(大関とりの)関脇3人を倒すぐらいの勢いを見せてほしい」と話した。
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202307110000452.html