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【嘘】大久保の高麗博物館、関東大震災朝鮮人虐殺絵巻物初公開
去る5日、日本東京新宿大久保に位置する高麗博物館のボランティアはこのように説明し、絵を紹介した。
この日からこの博物館では特別な作品が初めて公開された。
1923年9月1日、関東大震災直後に発生した朝鮮人虐殺を描いた「えまき」(絵巻物)がその作品だ。
関東大震災発生3年後の1926年に描かれた「関東大震災絵巻」という名前のこの作品は2枚ですべて合わせて長さ32mで製作された。
一枚の絵巻には、M7.9の強震が発生した当時の混乱した雰囲気が込められている。
地震が発生して人々が倒れて敷かれたり、逃げる姿が描かれている。
別の絵巻は朝鮮人虐殺の姿を含んでいる。日本刀などを持って警察と自警団の服装をした日本人が青い服を着た朝鮮人を足で
踏んだり刺す姿が描かれている。体のあちこちが刺さって血を流したまま倒れた朝鮮人の姿が鮮やかに載せて衝撃を与える。
関東大震災当時、少なくとも10万5000人が死亡し、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」というデマが広がり、6000人余りの朝鮮人が虐殺された。
日本政府も公式資料に朝鮮人虐殺事実を記録したが、小池知事を含む日本右翼人らはこの事実を認めていない。
「関東大震災絵巻」を発見して公開したのは、日本近現代史専攻の新井勝弘元専修大学教授だ。
彼は2021年3月、インターネットオークションでこの絵を入手したと明らかにした。絵を描いた作家は、人づてで話を聞いたり、他の絵を参考に描いたと説明した。
作家は「木国」という号を書いた。木国が誰なのかは分からないが、福島県出身で小学校の教職員として働いていた
大原という作家がこの号を使ったため、彼が描いた可能性が大きい。
新井元教授は時事通信インタビューで「日本が他の民族とどのように共存できるかを訴えている」とし「この絵を見て過去と向き合うことを望む」と明らかにした。
高麗博物館はこの作品を公開する「関東大震災100年隠された朝鮮人虐殺」企画展をきたる12月24日まで開く計画だ。
市民が運営する高麗博物館は日本国内約700人が毎年会費を出したり寄付した費用で展示を開いている。
ソウル新聞 (韓国語) 2023-07-11 00:28
https://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20230711017003