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女子W杯前に性加害問題がぼっ発 ザンビア代表”監督と関係した選手”抜擢「寝るのは普通」
英紙「ガーディアン」が、女子W杯に出場するザンビア代表で男性監督による性加害が横行していることを報じた。同紙は「ブルース・ムワペ監督とU―17代表コーチのカルバ・カングワ氏も捜査対象になっている。ザンビアサッカー協会(FAZ)は、性的虐待疑惑に関する調査をサッカー統括団体の国際サッカー連盟(FIFA)に付託したと発表した」と伝えた。
同紙への選手による告発内容は衝撃だ。「彼(ムワペ)が誰かと一緒に〝寝たい〟なら、イエスと言わなければならない。コーチがチームの選手と一緒に〝寝る〟のは普通のことなんです」と代表選手の一人は明かしたという。
選手たちを知る関係者は、選手が脅迫を受けていたと語った。「何が起こったのか発言すれば、懲罰的措置を取ると脅されている」と語った上で、こう告発した。「女子選手たちが良い成績を収めているので、協会は見て見ぬふりをしている。国民や当局に、成功と良いイメージを示すための彼らの方法だ。しかし舞台裏では、それは非常に醜いものなんだ」。
同紙によると、FAZのエイドリアン・カシャラ書記長は「この疑惑に関して誰からも公式に苦情が寄せられた記録はないが、我々はこれらの申し立てを非常に深刻だと考えており、この件について調査を開始した。ザンビア警察やその他の関係者と協力してこの問題に対処していく」と表明。さらにFAZのアンドリュー・カマンガ会長はFIFAにも協力を依頼したことを明かしたが、FIFAの広報担当者はノーコメントを貫いているという。
日本ではジャニーズの性加害問題が注目を集めているが、世界の女子サッカー界でも深刻な実情が明るみになった。果たしてザンビア代表だけなのか、それとも氷山の一角なのか。
東スポWEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/819e1bb46ee8e12bd4f2a1f835e0dc652ffb01a6