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「断っても、『お金は出すから』としつこくて…」2人の女性が明かす西武4番の“SNSナンパ”
6月21日、西武ライオンズの親会社・西武HDの株主総会は紛糾した。
「株主が、性的暴行の疑いで書類送検された山川穂高について言及。茶髪・ロン毛の選手には『見苦しい。西武のクリーンなイメージにダメージ』との意見も出た」(スポーツ紙記者)
ただ株主の語る“クリーンなイメージ”とは裏腹に、近年は不祥事が続いている。
21年、佐々木健と岸潤一郎が“SNSナンパ”で処分を受け、22年には長谷川信哉もSNSで卑猥なメッセージを送っていた。今年、小誌6月22日発売号では、「おかわり三世」として4番も任される渡部(わたなべ)健人(24)もSNSナンパに興じていたことを報じた。
渡部は昨年3月、A子さんに〈出すよー〉〈お金は!〉などと言って自宅やホテルに誘っていた。そこで小誌は彼女の証言や渡部が彼女に送ったLINEを掲載したが、球団広報は「そのような事実は認識しておりません」と回答したのだった。
ただ、その後も別の女性たちからこんな“告白”が。B子さんが言う。
「友人の紹介で彼が桐蔭横浜大2年のとき連絡を取り合うように。でも横浜商大高で女性トラブルを起こしていたことも聞いていたので会わないようにしたら、そのうちに連絡は途絶えた」
再び渡部からLINEで連絡が来たのは、西武に入団した21年の12月。
「『イルミネーション見に行こうよ』と誘われました。断っても、『お金は出すから』としつこくて、本当に嫌でした」(同前)
内容も卑猥なものが多い。12月23日には〈ホテル行くか笑〉〈生すか?〉、27日には〈精子が出る限りやっていいんやろ?笑〉などと送ってきている。
別の女性も被害に。お見舞いで強引にキス、ズボンと下着を脱がされ…
C子さんも渡部と出会ったのは大学生の時だった。
「マッチングアプリで知り合いました。1回も会ってないのに『付き合おうよ』と交際を申し込まれ、驚きました」(C子さん)
“事件”は2018年9月、渡部が有鉤骨(ゆうこうこつ)を骨折し、横浜市内の病院に入院していたときに起こる。
「見舞いに来てと言われて行きました。初対面だったのに突然『生でヤろう』と。4人部屋で他に人もいる。『無理だから』と抵抗しても強引にキスされ、ズボンと下着を脱がされて、下半身に手が……。逃げるように病院を後にし、被害を友人達に相談しました」(同前)
その後も渡部からは「ヤらして」「女の子紹介して」などと連絡があったという。
事実確認を求めると、球団広報は概ねこう回答した。
「(B子さんへのLINEは)認識しておりません。(C子さんへの行為は)入団前であることから、回答を差し控えさせて頂きます」
株主も苛立つわけである。