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ワールドカップへ向けバスケ男子日本代表がチャイニーズ・タイペイに2連勝!吉井裕鷹がチーム最多16得点
トム・ホーバスヘッドコーチ率いる日本代表は、昨日行われた第1戦に108-86で勝利。第1戦同様に馬場雄大、ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)が先発出場すると、富樫勇樹(千葉ジェッツ)、須田侑太郎(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、井上宗一郎(越谷アルファーズ)に代わり、テーブス海(アルバルク東京)、富永啓生(ネブラスカ大学)、吉井裕鷹(アルバルク東京)がスターター起用された。
試合開始からホーキンソンが初得点を挙げると、富永がロングレンジの3ポイントシュートをヒット。さらに、吉井が攻防両面で躍動し、日本がリードを広げる展開に。テーブスのドライブレイアップや富永のフェイダウェイジャンパーで得点を伸ばすと、ディフェンス面では厳しくプレッシャーをかけてスティールを連発。吉井と馬場の速攻ダンクも飛び出し、会場は大盛り上がりとなる。また、第1クォーター終盤には、金近廉(千葉ジェッツ)が連続でブロックを披露して存在感を発揮すると、タフな3ポイントやフリースローで得点も記録。日本は26-7と好調な滑り出しを見せた。
続く第2クォーターでも強度の高いディフェンスを見せる日本は、ホーキンソンを中心に得点を重ねる。さらに、西田優大(シーホース三河)が立て続けに3ポイントを沈めて猛アピール。また、富永がバスケットカウントのレイアップで会場を沸かせると、テーブスのアリウープパスから川真田紘也(滋賀レイクス)が得点し、元チームメート同士のホットラインを披露する。終盤には馬場雄大が力強いドライブからバスケットカウントを獲得し、47-21で試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、積極的なアタックを見せる吉井がフリースローで得点を伸ばすと、富永も3ポイントを射抜く。このクォーターではチャイニーズ・タイペイも互角の戦いを見せるが、ホーキンソンのセカンドチャンスポイントや吉井の長距離砲で日本が点差を保つ。終盤には富樫のビハインドバックパスから吉井が豪快なボスハンドダンクを叩き込むと、富樫は自身も3ポイントを決め、66-40で最終クォーターへ。
第4クォーターでは川真田がオフェンスリバウンドから得点すると、原修太(千葉ジェッツ)は豪快なブロックで存在感を示す。さらに、比江島慎(宇都宮ブレックス)もフリースローやバスケットカウントのレイアップでチームをけん引。その後、日本は積極的なアタックから獲得したフリースローで得点をつなぐと、西田もジャンプシュートで2ケタ得点に乗せる。試合終了間際には須田の3ポイントも決まり、日本が92-56で2連勝を飾った。
チーム全体で3ポイント成功率22.5パーセント(9/40本)を記録した日本は、吉井が16得点3リバウンド4アシスト、富永が13得点、ホーキンソンが11得点12リバウンド、西田が10得点、比江島が9得点、馬場と金近が7得点をマークした。
日本代表は今後、7月末の韓国遠征、8月の強化試合5試合を経て、8月25日に開幕する「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に出場。ワールドカップでは「パリ2024オリンピック」の出場権獲得を目指し、1次ラウンドでドイツ(同11位)、フィンランド(同24位)、オーストラリア(同3位)と対戦する。
■ 日本代表国際強化試合2023静岡大会
日本 92-56 チャイニーズ・タイペイ
JPN|26|21|19|26|=92
TPE|7|14|19|16|=56
https://news.yahoo.co.jp/articles/727526431853aa4f1a193ee7e4a103193ae8fa05