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徳光和夫が阪神だらけのオールスター投票に苦言を吐いたら「坂本勇人のけつあなは批判できないくせに」の返り血
徳光は自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(ニッポン放送)で7月1日、プロ野球「マイナビオールスター2023」のファン投票で、セ・リーグでは阪神勢が全9部門でトップを独占し、11人中10人が選出された話題を取り上げると、阪神ファンの投票姿勢に疑問を呈したのだ。
「あんまり話したくもないんだけど、今シーズン、阪神が首位争いを演じてる中で、大ブレイクした選手たちが、みんなオールスターのファン投票で軒並み選ばれた。それはそれで結構なんだけど、最多得票の近本選手をはじめとして、中野選手とか大山選手とか木浪選手っていう、多くの票が集まったことに対しては、プロ野球ファンも納得する。ただ、調子を落として2軍で調整中の佐藤選手や抑えの湯浅投手、こういった選手が選ばれるのは賛否両論、避けられないんじゃないかな。佐藤選手も湯浅投手も、あらためて言うまでもなく素晴らしいプレーヤーなんですけども、本人たちもまさか今の成績で、ファン投票で選ばれるとは思っていなかったと思うんですよ。むしろ球宴期間中にですね、コンディション調整に専念するという、そういうことに理解を示す方が、僕は阪神ファンじゃないかなと思う」
まさに正論を吐いたのだが、徳光の愚痴はまだ終わらない。
「ファン投票で選出された場合は、ケガなどの不可抗力が存在しない限りは、辞退したらペナルティーとして(オールスター後)10試合の出場停止処分になる。そういうのを鑑みてですね、阪神ファンは選ばれたらよろしいんじゃないかなと思うんでありますけど。常識とは言いませんけど、プロ野球ファンなら、オールスターは本当に技と技力と力のぶつかり合いでありますので、そういう意味で 夢のオールスターを実現すべく、まさにこの時点でいちばん活している選手を選出するってことが大切。別に『岡本を選べ』って阪神ファンに言ってるわけじゃないんでありますけども」
これに阪神ファンが「余計なお世話だ」と反発したのは当然で、「巨人ファンだって、成績の伴わない巨人の選手に投票することもあるだろ」「坂本勇人のけつあなスキャンダルや、中田翔やオコエ瑠偉みたいな問題選手ばかり獲ってくることは批判できないくせに、他球団のファンに文句言うな」といった反応が…。
スポーツ紙デスクが解説する。
「徳光が指摘するような疑問は、阪神ファンからも上がっていますが、ファン投票は基本的にファンが好きな選手に、ぞれぞれの基準で自由に投票できるもの。徳光は『今いちばん活躍してる選手を』と言いますが、投票期間は約1カ月ありますからね。その間に急に調子を落としたり、2軍落ちする選手もいる。そんな部分までファンにクレームをつけるのはいきすぎだ、との見方はありますね。活躍しているのにファン投票で選ばれなかった選手に対しては、監督推薦もある。徳光の発言は、ファンの人気投票に理想論を押しつけすぎのきらいは感じますね」
はたして監督推薦では、徳光が望む選手が選出されるのだろうか。