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【南北関係】北朝鮮運営とみられるSNS、「文大統領・ハリス米副大統領の握手」映像を掲載=文大統領の訪米を注視したか
北朝鮮が運営しているものと推定されるSNSのアカウントに最近、ムン・ジェイン(文在寅)大統領の米国訪問当時の映像が掲載され、関心が集まっている。
25日、中国版ツイッターと呼ばれるSNS「Weibo(微博/ウェイボー)」を見ると、北朝鮮の対外宣伝媒体名の「New DPRK」アカウントは、文在寅大統領とハリス米副大統領の握手映像を去る22日、掲載した。
同アカウントは「文在寅とハリスが握手するこの映像がソーシャルメディアでやや論争となっている」というコメント共に掲載し、映像を紹介した。該当映像にはハリス副大統領が文大統領と握手をした後、服で手を拭うような仕草をする場面が含まれている。
これを前に米国の一部ネットユーザーらとバイデン政府に批判的なFox News(フォックスニュース)はこれをめぐり、ハリス副大統領が握手後に服で手を拭うような仕草したとし「人種差別」と主張。他のネットユーザーらは「自然な行動」として反論の書き込みを掲載し、論争が起きた。
先立って、3泊5日間の日程(19~23日)で、米国を訪問した文大統領は訪米中にハリス副大統領と会談した後、バイデン米大統領と「朝鮮半島非核化」などを主要議題とする首脳会談を行った。
ただし、北朝鮮当局は25日現在まで、米韓首脳会談の結果について公式的な反応を出していない。そんな中、このSNSアカウントが北朝鮮の宣伝メディアであることが事実なら、北朝鮮が文大統領の訪米当時の一挙手一投足を注視したものとみられる。
WOWKorea 2021/05/25 09:44配信
https://s.wowkorea.jp/news/read/300702/