巨人高梨に対する誹謗中傷等法的措置の可能性選手会関係者も注視

巨人・高梨雄平の死球で暴走虎党が罵詈雑言…ＳＮＳで飼い猫の殺害示唆まで　阪神・近本は右肋骨骨折、登録抹消

高梨は登板がなかった４日の中日戦後、神妙な面持ちで取材対応。「（死球）当日に糸原が同級生なんで連絡して、（近本に）謝罪を伝えさせてもらって、そのときは大丈夫ということだったんですけど、こういうことになってしまって…。本当に大事な時期ですし、離脱させてしまい申し訳ない。また改めて直接謝らせてもらいたい。１日でも早く治って戻ってきてもらえたら」と話した。

左横手投げの高梨にとって、左打者の内角を突く投球は生命線。決して故意ではないにせよ、首位阪神を牽引してきた１番打者を壊され、虎党の怒りの矛先は高梨のＳＮＳへ。死球当日に無関係な投稿をして謝罪はなかったことも火に油を注ぐ形となり、本人への誹謗中傷、さらには飼い猫の写真に殺害を示唆する文言もつけられている。

これまでも一部ファンのネット上での暴走を問題視し、今季開幕前に警鐘を鳴らしていた選手会の関係者は「高梨選手の件も注視している。本人や家族の安全を脅かすような言葉があれば、球団はすぐに法的手段を取ってもらいたい。モグラたたきの状態だが、啓発の意味も込めて対処していかないと」と忠告する。

高梨は球場を引き揚げる際に「申し訳ない」と何度も繰り返した。こんな状況を近本も望んでいるはずがない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e3c877dbf4a4eadfc7af4fb2a705d7d45bbd74f2