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中日→日ハム移籍の郡司、即結果出し「やりやすい環境」発言で立浪監督に“流れ弾”トレード相手の宇佐見も活躍し擁護の声も
齋藤綱記投手(26)、宇佐見真吾捕手(30)との2対2のトレードで、中日から日ハムへ移籍した郡司裕也捕手(25)が、活躍を見せている。
6月19日に、中日から山本拓実投手(23)とともに、2対2のトレードが成立。6月30日に日ハムで再スタートを切った郡司は、7月1日のオリックス戦で移籍後初のマルチヒットを記録。翌2日のオリックス戦では、プロ4年めで自身初の猛打賞をマークするなど、ここまでの出場3試合で12打数6安打と絶好調だ(7月3日現在。以下同)。
慶大時代には、東京六大学リーグの3冠王に輝いたこともありながら、中日では思うように結果を残せなかった郡司は、マルチヒットを記録した1日の試合後、新しいチームについて「すごくみんな、反応よくて、笑ってくれたりしたので、やりやすい環境」と語っていた。
この郡司の発言が報じられると、SNSでは、
《これもう狙って言ってるやろ》
《立浪、やりやすい環境だって》
《楽しそうにプレー出来てるのなら何より… いい選手なのに、まともに出番を貰えず飼い殺しにされていたのが、ファンも見てて辛かったし…》
など、立浪和義監督率いる中日時代のチーム環境と、比較する声があがった。
立浪監督には思わぬ“流れ弾”となったかたちだが、一方で、中日に移籍した宇佐見も、移籍後初のスタメンとなった6月29日の阪神戦では猛打賞を記録。ここまで出場した7試合で、11打数6安打と打撃面では絶好調なことから、
《いや 宇佐見も中日にきて「居心地が良い」って言ってたし 別に日ハムの選手が笑ってくれるからと言って中日では笑ってくれなかったと言ってるわけではないかもしれないし、この「笑ってくれる」から立浪叩きにもってく人はほんとないわ》
《別にドラゴンズがやりにくい環境だったと言ってる訳じゃない。ただ、立浪監督の郡司の評価は低く、あまりチャンスを貰えなかった。監督も人間だから好みはある。監督が代われば目指す野球が変わるし、当然使われる選手の顔触れも変わる》
と、中日を擁護する声もあがった。
プロ入り初のお立ち台となった2日、試合後のヒーローインタビューで
「ドラゴンズ時代は、チャンスをいただいても、なかなか結果が出せずもどかしい日々でしたけど、いまこうして新天地でチャンスをいただいて、まず最初に結果が出たので、今後も結果を出し続けたいと思います」
と語った郡司。いまのところ、お互いにとっていい結果になっているといえそうだが、シーズンが終わるころ、このトレードが成功だったといわれるのは、中日か、日ハムか――。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e68a8ccec943f6423661499fe0dd4f9080313c6c