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DA PUMPの未来に不安広がる?大ヒット曲『U.S.A』から5年、厳しい現状とは
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「同作はプロデュースに木梨憲武、作詞・作曲に所ジョージという豪華な顔ぶれが集結。アディショナル・アレンジ(追加のアレンジ)を第65回グラミー賞で『最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞』を受賞した宅見将典が担当しています。気合が入った1作なのですが、ヒットとはほど遠いのが現状です」(芸能ライター)
思えば、5年前の今の時期は、あの曲で沸いていた。
「2018年6月6日、約3年半ぶりにリリースされたニューシングル『U.S.A』が大ヒットしました。歌詞の“絶妙なダサさ”が注目を浴び、一大センセーションを巻き起こしたのです。『U.S.A.』のヒットに伴い、『if…』といった過去の名曲も再注目されるなど、DA PUMP自体が再ブレイクを果たしました。同年10月末には『U.S.A.』のMVのYouTube再生回数が1億回を突破。『新語・流行語大賞』には“ダサかっこいい”がノミネートされ、年末の『紅白歌合戦』にも16年ぶりに返り咲きました」(同)
また、同年6月、ISSAがメイクアップアーティストの女性と結婚していることを発表。婚姻届を提出したのは前年2017年のことだったが、グループの再ブレイク中というタイミングでのゴールイン発表にファンも沸いたのだが、その後が続かなかった。
「『U.S.A.』は累計約14万枚を売り上げましたが、翌19年3月の『桜』は約4万枚。そこから、新曲をリリースするたびに3万枚、2万枚と減少しています。また、ライブ会場のキャパも再び狭くなっています。19年7月、大阪城ホールでライブツアーの最終公演を行いました。彼らにとって大阪城ホールのステージに立つのは17年10カ月ぶり。同ホールのキャパは最大1万6000人ですが、すべて超満員でした。ただし、今年10月の大阪公演の開催場所はオリックス劇場。総席数は2400席です」(同)
人気低迷の要因には、他のダンスボーカルグループの乱立もあるだろう。
「今や、ジャニーズ系はもちろん、EXILE、三代目J SOUL BROTHERS、THE RAMPAGEといったLDH系、それに加えてJO1、INI、BE:FIRSTといった新興勢力も。韓国に目を向ければSEVENTEEN、BTS、Stray Kids、ENHYPENなどなど、百花繚乱、群雄割拠の時代です。相対的にDA PUMPのプレゼンスが弱くなるのは仕方ありません」(同)
また、DA PUMPは良くも悪くもISSAのグループ。他のメンバーもそれは割り切っているようだが、“バックダンサー”状態から何か化学反応が起きない限り、頭打ち、先細りになることは目に見えている。一時は全国14都市のショッピングモールライブを行うなど、苦汁を味わってきたDA PUMP。再び、暗黒時代に戻ってしまうのだろうか。