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サヨナラ機凡退ヘッスラのDeNA・戸柱ピカチュウヘルメット叩きつけ悔しがる [ひかり★]
4連敗中のDeNAは野手17人全員を使い切る総力戦で今季2度目の引き分けに終わった。0ー2の8回に代打攻勢で執念の同点。しかし、延長に入ってからは両軍得点を奪うことはできなかった。今季ハマスタでのデーゲームは12勝2分けと不敗は継続となった。
2ー2で迎えた延長12回最後の攻撃。2死二、三塁のサヨナラ機で遊ゴロの戸柱は一塁へヘッドスライディングを試みるも届かず。野手全員を使い切った総力戦は今季2度目の引き分けに終わった。好機を生かすことができなかった戸柱は、突っ伏したまま動けず。その後仰向けになりながらピカチュウヘルメットを叩きつけ悔しさをあらわにした。
試合後に三浦監督は「最後のとばり(戸柱)のシーンもそうですけども、全員で戦い切ったと思います」と試合を振り返った。代打攻勢で2点を追いついた8回についても「全員で戦っているので…勝ちにはつながらなかったですけども、必死さが今のチームには大事かな、と思います」と声を絞り出した。
6回2失点の先発バウアーについては「立ち上がりも、もう1本出たらガタガタっていくところを最後踏ん張って、よく粘ったと思います」と評価。引き分けに終わり連敗を止められなかったが「何とかしようという気持ちは、みんなで出てるんで明日につなげます」と前を向いた。
延長11回に緊急事態が訪れた。この回先頭の桑原は、中前打で出塁。知野がスリーバント失敗、牧が空振り三振で2死一塁に。打者・神里の場面で桑原が盗塁を試みたが、ダッシュ直後に顔を歪め立ち尽くす。戸惑いながらも中日はタッチアウトを奪い11回を終えた。右太腿裏を気にする素振りを見せた桑原は天を仰ぎ苦悶の表情。顔を歪めたままコーチに背負われベンチ奥に引き揚げた。
DeNAはこの回までに野手16人を起用。残るは捕手の山本だけだった。緊急事態に山本はファーストミットを着けてウオームアップ。神里が左翼から桑原の代わりに中堅に、途中から一塁に入っていた知野が左翼に就く形で延長12回の守備を迎えたが、7番手の伊勢が前日のリベンジで無失点に抑え緊急事態を乗り切った。
「ポケモンボールパーク ヨコハマ」(~2日)の第2戦。守備やバントのミスで勝利への、あと1点が奪えなかったが、本拠ハマスタでのデーゲームでの不敗神話は継続した。交流戦後、3連勝からの5戦勝ちなし。桑原の負傷交代など野手の状態はいいとは言えない中、2日先発の東に連敗ストップの期待がかかる。
スポニチ
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa4dfd4119c21cec8394236539ed5a628979223b
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/07/01/jpeg/20230701s00001173484000p_view.webp