小中学生に修学旅行の小遣いを90代男性が寄付行けなかった私の分も楽しんで

小中学生に修学旅行の小遣いを90代男性が寄付行けなかった私の分も楽しんで

小中学生に修学旅行の小遣いを… 90代男性が寄付「行けなかった私の分も楽しんで」

1 ぐれ ★ :2023/06/22(木) 07:59:47.22

※2023/06/21 11:15
読売新聞

 「修学旅行ができなかった私の分も、子どもたちに楽しい思い出をつくってほしい」。阪神間に住む90歳代の男性が5月、そんなメールを兵庫県三田市社会福祉協議会に送った。関心を持ったのは、困窮世帯の小中学生に修学旅行の小遣いを補助する寄付事業だ。20万円を振り込んだ。「苦労している人たちに手を差し伸べるのは、当たり前のことですわ」。張りのある声で、男性は思いを語る。

 空襲で神戸の家を失い、10歳代前半で終戦。翌年、父と兄を相次いで病気で亡くした。中学を出てすぐ働き始めた工場で給料を前借りしては、体が弱い母の薬代を工面した。

 母まで逝ってしまった後も「朝5時から夜中まで、汗と機械油にまみれたよ」。六つ違いの弟を高校に入れるのと同時に、自分も定時制高校で学び始めた。「初めて勉強らしいことをした4年間やったなあ」。勤め先で得た技術を生かして30歳代で独立し、金属プレスの工場を起こした。

 そんな歩みは、高度成長期と重なる。小さな工場でも、「日本を豊かにするんや」という気概と希望があった。質素な暮らしに努め、妻や子どもを養ったのが誇りだという。


 60歳代半ばで現役を引退してからは、趣味の山登りを本格化させた。日本百名山をはじめ、全国の1500座近くを踏破した。ひ孫もいる。支えてくれたことに感謝しながら妻を介護し、満たされた気持ちで人生を振り返る日々だ。

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https://www.yomiuri.co.jp/national/20230617-OYT1T50077/

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