工藤公康氏が侍ジャパン新監督へソフトバンクを度日本一に導いた手腕評価

工藤公康氏が侍ジャパン新監督へソフトバンクを度日本一に導いた手腕評価

工藤公康氏が侍ジャパン新監督へ ソフトバンクを5度日本一に導いた手腕評価

1: 名無しさん@恐縮です 2023/06/30(金) 05:46:22.61 ID:AJKMT2WQ9
2023年6月30日 01:30

 野球日本代表、侍ジャパンの次期監督候補が、前ソフトバンク監督の工藤公康氏(60)に一本化される方針であることが29日、分かった。3月の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶりの優勝に導いた栗山英樹前監督(62)は5月末に任期満了で退任。連覇を目指す次回大会に向けて強化委員会で後任選定が進められている。工藤氏はソフトバンク監督時代、在任7年間で5度の日本一に輝いた名将。現場復帰への意欲は十分で、受諾に大きな支障はないとみられる。

 世界一奪還後の後任人事、引き受ける側の重圧は計り知れない。次なる戦いに向けて白羽の矢が立ったのは、プロ野球史上類を見ない実績を持つ人物だった。

「優勝請負人」と呼ばれる工藤公康氏。現役時代は黄金期の西武を支えたエース左腕で11度のリーグ優勝、8度の日本一に貢献した。FA移籍したダイエー(現ソフトバンク)、巨人でも日本一を経験。日本シリーズに王貞治氏と並ぶ最多14度の出場を果たし、うち日本一に輝くこと11回。47歳まで現役にこだわり実働29年間で通算224勝を挙げ、3球団で日本シリーズの勝利投手になった唯一の選手として、2016年に資格取得1年目で野球殿堂入りを果たした。

 引退後はスポーツキャスターとして幅広いフィールドで活躍しながら、学び直しの一環で筑波大学大学院に合格。野球界発展のため「故障予防」を研究テーマに、スポーツ医学の門を叩いた。

 14年11月に指導者経験なしのまま古巣であるソフトバンク監督に就任。1年目にリーグ優勝からの日本一で完全制覇を成し遂げた。17年、20年を含めリーグ優勝3回、4年連続で日本シリーズを制するなど、在任7年間で実に5度の日本一に輝いた。

 その実績からも、監督としての手腕で顕著だったのは「短期決戦」での無類の強さだ。投手出身監督らしく、守り勝つ野球を実践する中で特に継投の判断に長け、競った試合で脅威的な勝負強さを誇った。

 後任監督の候補者としては、工藤氏の他に元ヤクルト監督の古田敦也氏(57)らプロ野球監督経験者をリストアップし、イチロー氏(49=現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)の可能性を探る動きもあったとみられる。

 確かな手腕と実績から有力候補とされた工藤氏は、ソフトバンク監督退任後もNPB複数球団から現場復帰を求める動きが絶えないなど、その動向が注目されていた。現在も野球教室などを通じた後進の育成に熱心で、野球界に恩返ししたい意志は変わらず強い。

 すでに水面下では工藤氏側に対してコンタクトが図られている模様。ソフトバンク監督時代は編成面に一切意見せず、与えられた戦力で幾多の栄冠をもたらしてきた。

 次回WBCへの出場意欲を持つメジャー組の筆頭・大谷翔平投手(28=エンゼルス)や国内組の佐々木朗希投手(21=ロッテ)らを束ね、国際舞台でも手腕を発揮する青写真が描かれている。

東スポWEB
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/268081



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