鹿児島複数の高校生がペイペイ使って不正送金詐欺か県教委学校による退学の強制は把握してない

鹿児島県内の公立高校に通う複数の生徒が電子決済アプリを使って第三者に不正に送金させる詐欺行為をした疑いがある問題で、
県教育委員会は29日開かれた県議会文教観光委員会で、関与した生徒について「学校による退学の強制は把握していない」と報告した。

県教委は、警察が捜査中であることを理由に、関与した生徒数など詳細は「答えられない」と答弁。

「学校側から生徒に自主退学を勧めるようなことはなかったか」との質問に対し「自分の意思で転学した生徒がいると学校から聞いている。強制的な退学や転学の事実は把握していない」などと答えた。

関与した生徒の状況については「学校が生徒から聴き取りをした結果を受けて、個々に指導を行った」と説明した。

関係者によると生徒が使ったとみられるのは「PayPay（ペイペイ）」。
交友関係の中で、詐欺行為が複数人に広がっていった可能性がある。