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阪神・岡田監督が怒り心頭、今季初囲み取材拒否「振っとらんやんか!」ミエセスのスイング判定
<DeNA3-1阪神>◇23日◇横浜
阪神が2位DeNAとの首位攻防戦初戦を落とし、1・5ゲーム差に縮まった。敵地の横浜スタジアムで屈辱の11連敗。岡田彰布監督(65)は最後の打者となったヨハン・ミエセス外野手(27)のスイングに判定に怒り心頭。報道陣の囲み取材を今季初めて拒否し、いら立ちを隠せなかった。
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岡田監督は怒り心頭だった。2点差の9回2死一塁、代打ミエセスが1ボール2ストライクから、今永のチェンジアップに懸命にバットを止めたが、山路球審はスイングと判定。空振り三振でゲームセットとなった。
「振っとらんやんか!」
指揮官は吐き捨てるようにベンチ裏へ引き揚げると、報道陣の前で立ち止まることはなかった。今季初めて囲み取材に応じず、そのままバスへと歩き出した。あわてて駆け寄った報道陣に対し「(最後に)もう1本て、あんだけお前、こっちスイング取られて、佐野なんか三振で3者凡退やんけ」と、ぶちまけた。ミエセスのハーフスイングをスイングと判定されたことに異を唱えた。続けて指摘したのは3回2死のDeNA佐野の打席。1ボール2ストライクからの内角低めスライダーでのハーフスイングもボールではなく、スイングと判定すべきだと主張した。
「1-1で同点やんか。(ビーズリーが)2失点て0点やん。佐野三振や言うてるやん」。佐野が三振なら3者凡退となり、その後の2失点はなかった。「(ミエセスは)振ってないよ。1球で変わるよ野球。それぐらい厳しいんよ」と、言い残しバスへと乗り込んだ。
首位攻防3連戦の初戦を落とした。前日22日に、岡田監督は「こっちはもうビーズリーやで。明日、絶対勝つ必要もないやんか、別に。負けてもええやんか」と話していたが、納得のいかない判定に、怒りは収まらない。どんな内容の試合でも囲み取材を続けてきたが、今季65試合目で初の囲み取材を拒否した。それほど悔しい敗戦となった。これで敵地横浜スタジアムで11連敗。2位DeNAに1・5ゲーム差に迫られた。今回のカードは1勝でもすれば、首位は維持できる。2戦目以降は伊藤将、才木と計算の立つ投手が先発だ。この悔しさは横浜で勝って晴らすしかない。【石橋隆雄】
https://news.yahoo.co.jp/articles/48879421abe4a3e7e45c1c35e28834817a1dce94