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「本命」は左腕だった? WBCパナマ代表メンバーで、ナショナルズ傘下マイナーチームに在籍していたアルベルト・バルドナードが巨人に“移籍する”。
読売系列のスポーツメディアでは「調査中」とあったが、現地報道と重ねてみると、「入団を前提とした交渉中」であり、バルドナードは“行く気マンマン”のようだ。「バルドナードは6月20日(現地時間)でリリースされています。と言うか、NPB移籍を前提にその手続きを取ったと現地では報じられていました」(米国人ライター)
バルドナードは今春のWBC2試合に投げ、防御率3.00(3イニング)。ストレートの平均球速が150キロで、力で相手バッターをねじ伏せようとするタイプの左投手だ。
しかし、MLBでの通算成績が14試合(10回3分の2)しかない。マイナー暮らしが長い理由は「三振も奪えるが、与四球率も高い」タイプだからだ。
「同じくナショナルズ傘下マイナーチームに所属する右のリリーバー、アンドレス・マチャド(ベネズエラ出身)も『トーキョージャイアンツに強い関心を示している』と伝えれています」(前出・同)
ひょっとしたら、原巨人はバルドナードとマチャドの両方を獲得するのでは?
「バルドナードはメッツ傘下の2Aチームでキャリアをスタートさせました。昨年オフ、元メッツの(ヨアン・)ロペスを獲得しました。ロペスは辞退しましたが、WBCのキューバ代表に選出されています。メッツ、WBCのルートに強いコーディネーターがバルドナードを推しています」(球界関係者)